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超カンタン!! 10秒でできるお人形

2020年10月18日

皆さんは「人形」や「ぬいぐるみ」に、どのようなイメージをお持ちですか? 「人形」や「ぬいぐるみ」は単なる物、おもちゃとしてではなく、子どもたちにとって、また大人になっても人によっては自分の分身であったり、親友であったり、自分の心の内を全て素直に話すことができる相手だったりという関係もあるようです。

子どもたちの遊びを見ていると、「人形」や「ぬいぐるみ」は、その時々でいろいろな役割を演じていることがわかります。例えば、抱っこをして「赤ちゃん」、一緒に遊んで「おともだち」、そして自分自身、お父さんやお母さん、兄弟姉妹などなど・・・また、子ども自身が先生になり、人形やぬいぐるみは園児や生徒になり、幼稚園や学校ごっこをしていることもあります。

私は、絵本や紙芝居と同様に「おはなし」として、一人で人形劇をすることがあります。一人でするので、テーブルの上でできるくらいの規模の人形劇です。時間をかけて作った手作りの人形も使いますが、時には、身近な材料を組み合わせて短時間で作った人形を使うこともあります。

私の手作り人形で最も簡単に作ることができる物は、てるてるぼうずに毛糸の髪の毛を付けた「てるてるぼうず人形」と、もう一つは、「靴下人形」です。特に靴下人形は、人形劇「三匹のこぶた」のこぶたとして活躍しています。

靴下人形の作り方は、とっても簡単!! 必要な材料は、かわいい靴下とからのペットボトルだけ。100均のお店に行くと、大人用で顔の絵(マトリョーシカや犬、猫などもありました)のついた靴下が売っています。(もし、お近くのお店に売っていない場合はごめんなさい)その靴下の中にからのペットボトルを入れれば、ホラお人形の出来上がり!! 靴下人形に使用する靴下は、靴下を履いた時に足首に近いほうに顔の絵がくる物です。ペットボトルの中に粘土などを少量入れれば、立たせた時に安定した人形になります。また、中にアイロンビーズやペレット、鈴などを少量入れれば、振った時に音の出る人形になります。たくさん入れすぎるとうるさい音になるので、少しずつ入れて、音を確かめてくださいね。ペットボトルの中に物を入れる場合は、蓋をしっかりと閉め、蓋があかないように蓋とペットボトルのさかいめをビニールテープなどでグルグル巻いておくことがとても大切です!!! ペットボトルの替わりに靴下に綿を詰めれば、フワフワの人形になります。靴下の履き口を糸で縫いましょう。

「人形」や「ぬいぐるみ」は、子どもにとって、性別に関係なく、何か特別な意味がある存在だと私は感じています。もし、お子さんがどうしてもお父さんやお母さんの言うことを聞かない時には… 大人が人形やぬいぐるみを手に持ち、まるでそれらが話しをているかのようにかわいい声で伝えたいことを話すと、子どもたちはすんなり理解して聞くこともありますよ。

もしよかったら、10秒でできる超カンタン!!! ペットボトルと靴下で作るお人形を作ってみませんか?

 

 

 

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