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あそびとおもちゃ

ボードゲーム「ガイスター トレッペ」(階段のうえのおばけ)

2020年2月6日

12月に、保護者の会のプレゼントでボードゲーム「ガイスター トレッペ」をもらいました。このボードゲームは、すごろくと同様の遊びなのですが、ただ一つ通常のすごろくとは異なるところがあります。それは、サイコロの1・2・3の目の数のほかに、おばけの絵が描かれているところです。最初は、自分の好きな色のコマをサイコロの目の数だけ進めていくのですが、サイコロでおばけの絵が出ると、コマにおばけの人形をかぶせなければいけません。他の参加者も同様です。それで、コマはどんどんおばけになり、自分のコマがどれだったのかが分かりにくくなってしまうのです。自分のコマをしっかり見ていなければ、うっかり、他人のコマと間違えて、どんどんゴールへと進めてしまうことになるのです。そうなると大変!! 自分が一番ににゴールしたかと思って大喜びしても、おばけのコマをひっくり返して確かめてみると、アララ・・・ それは自分のコマではなく、他人のコマだったりするのです。

年長組になると、集中力もつき、そのような失敗を一度すると、自分のコマから目を離さなくなり、一緒にゲームに参加している年中組や年少組の子どもたちのそのような失敗を、ニヤッと笑い見ている余裕も出てきます。しかし、年中組は、集中力のある子どもと、集中力はまだまだと言った子どもたちがいるので、「ニヤッ」と「アララ・・・」の両方の姿を見ることができます。さて、年少組と満3歳児はと言うと? 「アララ・・・」は少数になり、他人のコマを自分がゴールさせたとしても、何事もなかったように「ワーイ!」と喜び、おばけになったコマを持ってただ喜んでいるといった姿が見られます。

子どもたちは日頃からこのようなおもちゃで遊びながら、順番や勝ち負け、お友だちと楽しく遊ぶためのルールや人として生きていくために必要なたくさんの大切なことを自らいろいろなことを経験することで学んでいっています。

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