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保護者Cさん(2021年度入園説明会にて)

 私がこの東福岡幼稚園と出会ったのは、今から約3年前のちょうど今の時期でした。  当時、長女が3歳になり、「そろそろ幼稚園に通わせたほうがいいのかなぁ~。」とそんな感じで近くの幼稚園の入園説明会に参加しました。 当日は親子別室での説明会で、終始「ママ~」と泣き叫んでいたそうです。幼稚園側からすると、よくある光景なようですが、周りの子たちは、すごく楽しそうに遊んでいました。それからは、どこかに行く度私がいなくなってしまうのではないかという恐怖心からか、私にしがみついて離れないようになりました。  何気なく幼稚園に通わせようと思ったことが、娘にとってはすごく大きなことで、私はそんな娘をみて、初めて、「娘にとって居心地の良い幼稚園をしっかり探してあげないと!」とやっと気づきました。

 たまたま、知人から東福岡幼稚園のお話を聞き、私自身がすごく気になり、娘と息子を未就園児に申し込みました。娘も息子も相変わらずの人見知りですが、先生たちは子どもたちのペースにとことん合わせてくれ、とても余裕のある対応でした。  日を重ねていくうちに、「うちの子たちは東福岡幼稚園のように、常に子どもたちの目線で、子どもたちの気持ちをひとつひとつきちんと共感してくれる、アットホームな環境のほうが合うのかなぁ」と思い入園を決めました。入園してからは、やはり登園に慣れるのに人一倍時間はかかりましたが、今では、「早く行こ!はよ準備して!」と急がされる程に成長しました。

 東福岡幼稚園の良いところは子どもの成長が近くで感じられるところです。どの先生からも、色んな保護者の方からも我が子に関する話を聞くことができます。幼稚園と保護者みんなで子どもたちを見守っているという感覚です。  また園長先生は毎朝、晴れの日でも雨の日でも一人ひとり子どもたちの顔を見ながら出迎えてくれます。そして園長先生としてはもちろんですが、時にはひとりの父親という立場として、自分の体験談や、時には失敗談などをお話してくださったり、当時色々と悩んでいた私にはすごく心に響いたお話もあります。

 今はコロナでたくさんの制限があります。東福岡幼稚園も感染対策として、子どもたちのために今ではクラス単位での活動になっていますが、東福岡幼稚園の特徴である少人数ならではの縦割り保育、そして幼稚園の園庭すべてが砂場であり、伸び伸びと過ごせることなど、子どもたちにとって、たくさんのことを学べる貴重な環境だと感じています。  とにかく「先生方はほんとに子どもが好きなんだなぁ~」というのが伝わります。いつ行っても先生方全員が穏やかで余裕があるように思えます。保護者にとっては安心して子どもたちを送り出すことができる幼稚園ではないかと思います。

 今回、在園児代表として東福岡幼稚園がどんな幼稚園なのかを改めて色々と考える機会を頂き、他の保護者の方にも幼稚園の感想を聞いてみたところ、だいたい私と同じような意見でした。

 他にも、「お相手さんといって、年上の子が年下の子の身の周りのお世話をしたり、幼稚園生活のサポートをすることでお相手さんと共に成長できることがすごく良い。」  「療育に通っているけど、療育、家庭、幼稚園とで連携を!というお話をしていただき嬉しかった。」  「子どもたちみんなが大切にされている。」  「幼稚園側のお話で、親は子どもを育て、子どもは親を育てるという言葉に感動した。」  「在園児の保護者だけでなく、卒園児の保護者も、小学校に入って改めて幼稚園での教育の素晴らしさを実感した。」  など、私だけではなく、他の保護者の方も東福岡幼稚園の良さを感じていることはたくさんあるようでした。「行ってきます!」と手を振り走っていく子どもの後ろ姿を見て、私は「東福岡幼稚園に決めてよかったな」と心から思っています。

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