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あそびとおもちゃ

かがくじっけん?

2018年5月20日

💥お天気の良い日、👫子どもたちは喜んで園庭に出て、いろいろな遊びを😀楽しんでいます。👫年長組の子どもたちは、4月・5月に入園した新しいお友だちも一緒に「鬼ごっこ」や山作りなどの「砂遊び」、👫年中組の子どもたちは、ボールを転がして上手にキャッチできるかどうかを楽しむ自分たちで考案したボール遊び、年長組の遊びに参加して「鬼ごっこ」、「砂遊び」など、そして、👫満3歳と年少組は、「砂遊び」です。

💥気温が高く、とてもお天気の良い日は、砂遊びに水が加わります。砂に水を混ぜ、お団子やハンバーグ、カレー、ケーキ、プリン、コーヒーやジュースなど、いろいろなものを作り、お友だちや保育者に「どうぞ」とふるまいます。砂山を作った子どもたちは、山の上から水を流し、水の行方を楽しんだり、ダムのように水をためて、その水がどのようになるのかを、何度も水を流して観察しています。

👫多くの子どもたちがその様な遊びをしていたある日、🙅A子ちゃんは、小さなバケツの中に水をいっぱい入れ、バケツの前にしゃがみ、じっと何かを見つめていました。🙅A子ちゃんは、小さな砂粒や貝殻や石、木から落ちたスモモの小さな実などを一つずつ水に入れていました。そしてとても小さな声で、「沈む」「沈まない」とつぶやいていました。これは、私たち保育者が教えた遊びではありません。もしかすると🙅A子ちゃんが、彼女自身で新しい遊びを発見したのかもしれませんし、以前に誰かと一緒に、また、誰かがしていた遊びを思い出して、再現していたのかもしれません。どちらにしても、🙅彼女が「沈む」「沈まない」と言う言葉を知っていたことが、何よりの驚きでした。🙅彼女が選んだ石の中に、園芸用の底石に使う軽石が含まれていました。同じように見える石でも、すぐに沈む物と浮くものがあることに、🙅A子ちゃんは気づき、「どうしてかな?」と疑問を持ちました。軽石を指で水にギュッと押しこめてもすぐに浮いてくるので、その現象にも不思議さと面白さを感じていたようでした。また、小さなスモモの実は、一度水に沈んだ後、再び浮いてくるので、浮いてくるスピードの違いにも気づいた様子でした。

👫子どもたちは、科学実験をしようとしてこのような遊びをしているわけではありません。たまたま、遊びの中で、不思議なことや、面白いことを自分で発見していくのです。まさに、ニュートンが木からリンゴが落ちるのを見て万有引力の法則を発見😍した、その行動と同じではないでしょうか?🙅A子ちゃんは自分で発見したからこそ、この体験や知識は自分の物として、また、自分だけの大きな喜びとして、心に響き、頭の片隅に知識として残るのではないかと、私は思います。

私は、✏学校の教科書で学んだこと以上に、自分で感じたことや発見したこと、失敗したことが、今でも鮮明な記憶として残り、ずーと後になって、あの事はそうだったのかと解ることがあります。

きっと、この🙅A子ちゃんも、今はただ「おもしろい」とか「どうしてかな?」と感じているだけなのかもしれません。しかし、🙅彼女のこの経験はいつかきっと、学校で勉強した時に、「あ、そうだったた・・・」と経験と理論が一緒になり、大切な知識となることでしょう。

☺『遊ぶことは学ぶこと』、私は日々、子どもたちのその姿から、この言葉の意味を教えられて💞😀います!!

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