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あそびとおもちゃ

木のおもちゃ「汽車」

2016年7月25日

子どもたち😊と木のおもちゃの🚂「汽車」で遊んでいると、今でもよくAくん😃の入園当時のことを思い出します。幼稚園を卒園して小学生となったA君は、今はサッカー⚽👣️に夢中な色黒👤のお兄さんです。

彼は鉄道大好きな「🚊鉄男くん」でした。入園前は、お父さんが子供の頃に遊んでいたプラレール🚋を譲り受け、その電動のプラレール🚋でいつも遊んでいたようです。しかし、彼のお母さんはいつも困っていたようでした。なぜなら、彼はプラレール🚋は大好きなのですが、脱線したり自分の思うように電車が動かなかったりすると、途端に機嫌が悪くなり😟、大騒ぎ😡をし、目が離せなかったとのことでした。

Aくん😃が入園する少し前に、幼稚園に木のおもちゃの🚂「汽車」が来ました。彼は入園後すぐにそのおもちゃに興味を示しました。彼より早く入園した同じ学年のBくん😐も鉄道が大好きで、二人は毎日のようにそのおもちゃで遊びました。二人とも新幹線🚅が大好きで、いつも取り合いになりました。しかしなぜか、幼稚園の🚂「汽車」で遊んでいる時には、Aくんのお母さん👠から聞いていたような姿は見られなかったのです。私は、同じような汽車のおもちゃで遊んでいるのに、家庭での姿が見られないことが不思議でした。そこで、彼の遊ぶ姿をしばらく観察⏰することにしました。

Aくん😃は、新幹線🚅を自分で自由に動かしながら遊んでいました。よく見ると、新幹線🚅のスピードを自分の思いのままに速くしたり遅くしたり、駅が近づくと徐々にスピードを落とし、まるで本当の運転士さん👔がしているように注意深くスピード調整をしてピッタリと駅に止めたり・・・線路も時々組み替えてみたり・・・すべて彼が思い描いている世界が現実となり、自分が主役✨となり遊んでいたのでした。もしかすると、彼はプラレール🚋にもこれと同じ世界を望んでいたのかもしれません。しかし、残念ながらプラレール🚋は、彼の思うようには動いてはくれなかったのでしょう。決して、プラレール🚋が悪いわけではありません。この時の彼の心にとっては、プラレール🚋は適切なおもちゃではなかったということなのです。彼は、自分がおもちゃに遊んでもらうのではなく、自分がおもちゃで遊びたかった、ただそれだけなのでした。

子どもにとってどのようなおもちゃが良いのか、Aくん😃の姿から私も彼のお母さん👠も大切なことを学びました。😃Yくん!あなたが大好きだった🚂「汽車」は、あなたの後輩たち🐥も大好きで、今でもみんなで仲良く😊遊んでいるよ!みんな自分が主役になって!!💖

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