電話番号

あそびとおもちゃ

過去ログ

ぼくのうた・わたしのうた(遊びから、自分のものへ)

2018年11月25日

早いもので、もう目の前は12月!! キリスト教の教会の附属の幼稚園で一番大切な行事は、なんといってもクリスマスです!!!子どもたちは、11月になるとクリスマスの準備と共に、クリスマス礼拝・祝会に向けて、ページェントの練習を始めます。ページェントとは、聖誕劇または降誕劇のことで、イエス・キリストが生まれるまでの話を、劇にしたものです。

私たちの幼稚園では、最初から配役を決め、劇の練習をするわけではありません。子どもたちは、それぞれ、自分がなりたい役になり、しばらくはページェントごっこをしながら、自分はどの役になりたいのかを考え、自分で決めていきます。それで、毎日配役が変わり、また、本来は一人でする役を複数で演じたり、男女の区別なくいろいろな形でページェントごっこを楽しみます。もちろん、配役については、最終的に子どもたちの希望が全てかなうわけではありませんが、ページェントごっこをするうちに、子どもたちは自分がなりたい役をいくつか見つけ、第一希望の役になれないときは、第二希望の役になろうなどと、自分で考えていきます。ページェントごっこをして、子どもたちの希望がある程度はっきりしてきたときに、配役を決めます。もちろん、保育者が決めるのではなく、子どもたちが自分たちで話し合いをして決めていきます。役によっては、一つの学年に任されることもありますが、満3歳そら組以外は、二つ以上の役から自分で選ぶことができます。

配役を決めるころになると、子どもたちはページェントの歌の中に、それぞれお気に入りの歌を見つけ、いろいろなところで口ずさむようになります。廊下を歩きながら誰かが歌いだすと、他の子どもたちが一緒に歌いだしたり、先日は、トイレの中が騒がしいと思ってのぞいてみると、女の子たちが、用を足しながら歌い、用を足した子どもたちは、トイレの個室の中でその歌の振り付けと一緒に歌っていました。(次にトイレの順番を待っているお友だちがいるのに、そんなことは忘れてしまい、大きな声で、その役になりきって、役を演じていました。)男の子たちも、同様に用を足しながら、女の子とは異なる歌を歌っていました。朝の登園後や、昼食の後の自由遊びの時間にも、布を体に巻き、好みの役になりきって遊ぶ姿も見られます。

最初は、保育者から提案されたページェントごっこと言うものが、しばらくすると、子どもの生活や遊びの一部となっていくのです。ページェントが、自分のものになり、自分が演じること、そしてお友だち一緒に演じることがどんどん楽しくなる、その姿を見ることは、私にとってとても嬉しく楽しいことです。

まねしんぼ?

2018年11月1日

⛪私たちの幼稚園では、🌞お天気の良い日には園庭解放をして、👫園児の👶兄弟児や近隣の👶未就園児さんが、自由に園庭の遊具で遊んだり、また👫園児と一緒に園庭で遊ぶことができる⏰時間を設けています。

👫園児たちが、スコップで穴を掘って水を流したり、温泉やダムを作ったり、また、砂をどんどん運んできて砂山を作ったりしていると、いつの間にか👶未就園児さんがやってきて、その遊びをじっと見つめている姿をよく見かけます。👶未就園児さんの目はとても真剣で、ここで起こっていること🙄全てを見逃さないぞ!と言わんばかりの表情で、じっとして動こうとはしません。

しばらくすると、👶未就園児さんは何も言わず、少し緊張しながらもその遊びの輪に加わり、👫園児のすることをそのまままねて一緒に遊ぶこともあります。👶未就園児さんは、自分もその遊びの仲間になったつもりで👫園児のするとおりにしているつもりでも、👫園児からすると勝手にダムを壊したり、砂山に乗ったりと、少々迷惑と感じる時もあるようですが、👫園児は、縦割り保育をしているためか、すべてが自分の思い通りにはならないことを知っており、👶未優園児さんのそのような行動も、😅仕方がないと❣許すことが多いようです。また、👫園児が遊んでいる間は、遠慮してじっとその遊びを見つめていた👶未就園児さんは、👫園児が他の遊びに興味を持ちそこからいなくなると、👫園児が残していったダムや温泉や砂山に、👫園児がしていたのと同じ遊びをそうっと静かに始めることもあります。

園庭で遊んでいる👶未就園児さんが、いつの間にかいろいろな遊び方を覚えるのは、興味のある遊びを真似てみるというよりも、その遊びを『完コピ』しているからなのでしょうね!  ん~、大人になると興味のあることでも、なかなか上達しないのは、邪念が入り、『完コピ』できないからなのだということが、👶未就園児さんを見ていて、よ~くわかりました!

gotop