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あそびとおもちゃ

過去ログ

遊びが伝わるということ

2020年7月28日

⛪東福岡幼稚園では、💞『縦割り保育』の活動を大切にしてきました。💞『縦割り保育』とは、年齢の異なる子どもたちが、いろいろな活動を一緒にするという保育の一つの方法です。

子どもたちは、💞『縦割り保育』で一緒に活動するうちに、😊年齢の異なる子ども同士がお互いに親しみを感じたり、🙂一緒に遊んだり、🤗年上の子どもは年下の子どもを可愛がったり、また、お世話をしたり、いろいろなことを教えたり、😃年下の子どもは年上の子どもにあこがれを感じ目標にしたりなどなど、💖お互いの違いをそれぞれ認め合いながら育っていく様子が見られます。また、💞『縦割り保育』で全園児が一緒に過ごす時間を設けることで、👩保育者も担任するクラスや学年の子どもだけではなく、他のクラスや他の学年の子どもたちの心身の発達の様子や、一人一人の子どもの様子を知ることができ、⛪幼稚園の保育者全員で園児全員、また園児一人一人の保育を考え、支えることができます。💞『縦割り保育』は👦🏻👧🏻子どもにとっても👩保育者にとっても多くのメリット❣があると考え、、✨朝の輪、礼拝、宗教教育、帰りの輪、多くの行事で💞『縦割り保育』を行ってきました

しかし、今年度は🧟‍♀️コロナウイルス感染拡大予防のためクラス単位での保育となり、残念なことに💞『縦割り保育』は💔できなくなってしまいました。ただ唯一、預かり保育の時間には💞『縦割り保育』ができることもあります。

朝の預かり保育は人数が少なく、毎日💞『縦割り保育』を行っています。👧🏻年長組の子どもが最近、体操教室で習ったことや上手にできるようになったことを披露することがありました。それを見ていた年少組の子どもたちが、その様子をいつの間にか真似するようになり、「😍できた!」と喜ぶ姿が見られるようになりました。また、👧🏻年長児が「こうするの」と正しい方法を教えたり、コツを教えたりする姿も見られるようになりました。昨年度までは、このような姿はごく当たり前の姿🍀でしたが、今年度は、そのような姿を目にすることがとても少なくなっていたことに改めて気づかされました。そして、異年齢の👦🏻👧🏻子どもたちが一緒にいるだけで、自然に遊びや技術、もっと広い意味では文化🖊を伝え、そして人間関係💖を築いていたのだということにも改めて気づかされました。人と人がつながれば文化🖊が伝承され、そうでなければ文化は伝わっていかないのではないだろうかと思いました。

🧟‍♀️コロナウイルスが流行する以前は、当たり前だと思っていた👦🏻👧🏻こどもたちの姿。今は💞『縦割り保育』の意味や大切さをとても感じています。

🧟‍♀️コロナウイルスの影響でできなくなってしまったことはたくさんありますが、単にそれを😥悔やむのではなく、できなくなってしまったことの意味や大切さを改めて🤔考えたり、また、それに代わる今できることはなにか?を🤔考えることも、とても大切ではないかと思っています。

じぶんでためして、かんがえて

2020年7月5日

幼稚園には『バランスタワー』というおもちゃがあります。一般によく知られている『ジェンガ』とよく似たおもちゃですが、『バランスタワー』は積木が6色❤🧡💛💚💙💜に色分けされており、サイコロも積木と同じ6色❤🧡💛💚💙💜に色分けされています。遊び方はサイコロを振り、サイコロの色と同じ積木を積木のタワーから👌抜き取り、その積木をタワーの上に積み重ねていくというものです。いつタワーが崩れるのか、🧒子どもも👩大人もドキドキハラハラする、とても楽しいおもちゃです。タワーを崩してしまった人が負けとなる遊びですが、しばらく遊んでいるうちに、自分が勝つことよりもタワーを崩さないことにみんなの目標が移り、「😊ここは積み木を抜き取っても大丈夫!」とお互いに協力してしまう不思議な遊びでもあるのです。

ある朝のこと、👧年長組のA子ちゃんが白木の普通の積木(レンガブロック)を2個ずつ組み合わせて30センチほどのタワーを作っていました。そして👧A子ちゃんはしばらくそのタワーを眺め、「ここ大丈夫かな?」とタワーの中の積木を一つ上手に👌抜き取りました。2個目、3個目まではうまく抜き取ることができたのですが、そのあとタワーは崩れてしまいました。その後何度もタワーを作り、同じようにチャレンジしたのですが、やはり2~3個👌抜き取ったところで、タワーは崩れてしまったのです。

実は、『バランスタワー』の積木は、👌抜き取りやすいようにもともと表面がつるつるに加工してあるります。しかし、普通の積木(レンガブロック)は積むことを目的としているので、バランスタワーの積木ほど、つるつるではありません。

👧A子ちゃんは、自分が経験してきた遊びの中で、楽しかったことを再現していたのです。👧A子ちゃんはそれぞれの積木の特徴の違いにはまだ気づいてはいませんが、また同じような遊びをした時にはきっと「🤔バランスタワーでは上手くできることが、なぜほかの積木では上手くできないのだろう?」と疑問を持つことでしょう。そして、たとえ間違ったとしても🙄自分なりの仮説を立て、😃💖結論を導き出すことだと思います。

子どもたちは、日々の遊びの中でいろいろなことを経験しながら、🙄自分なりの仮説を立て、😃💖結論を出しているのです。

もし、子どもが「🙄どうしてかな?」と大人に聞いてきたとき、大人はすぐに答えを出すのではなく、「🙄どうしてかな?」と一緒に考えたりヒントを出したりして、子ども自身に答えを出させることが良いのではないでしょうか。例え、その時すぐに答えが出なくとも、それはそれでいいと思います。その疑問を持ち続けることは悪いことではないし、他の異なる経験をした時に、「🤩ア!そうだったのか!!!」」とひよっこり答えらしきものが出ることもあるからです。

子どもたちはこうして、これからの人生を歩んでいくときに必要な【😕自分で経験して、🙄自分で考えて、😃💖自分なりの結論を出す】ことを、日々の遊びの中で学んでいるのです。

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