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あそびとおもちゃ

過去ログ

ぼくもできた! わたしもできた! そしてその後・・・

2018年12月16日

12月8日土曜日に、幼稚園の🎄『クリスマス礼拝・祝会』をしました。もちろん、子どもたちが毎日お友だちと一緒に練習してきた🎄ページェント(ページェント=生誕劇・・・詳しくは、「あそびとおもちゃ」の11月をご覧ください)もしました。たくさんのお客さんの前で、とても😑緊張してはいましたが、みんな自分ができることを精一杯しました。会場は、園児の保護者、祖父母などたくさんの方で大入り満員でしたが、ども方も自分の子どもだけではなく、すべての園児の姿をとても💖暖かい目で見守って下さいました。 ぼくもできた! わたしもできた! 子どもたちの感想は、😍「たのしかった~」その一言にすべてが集約されていました!!

さて、その後の子どもたちは?  朝の自由遊び(登園後、自分で選んだ好きな遊びをする時間)や保育終了後の預かり保育の時間に、毎日のように🎄「ページェントごっこ」をする姿が見られます。11月に記した姿とは異なる姿です。実際にこの遊びをしているのは、年中組と年少組です。頭に布を巻き👩「マリア」(イエス・キリストの母)になり、時には、お人形を抱いています。お人形は、👩マリアが抱いていた👶イエスさまです。そして、頭に小さな帽子を被った👦ヨセフ(イエスの父)が登場することもあります。👩マリアと👦ヨセフの場面の歌も上手に歌っています。また、そのままの姿で、天使になったり、星になったり、羊や羊飼いになったり、いろいろな役に変化しながら、お気に入りの場面だけを繰り返して演じたり、🎄ページェントの台本通りに演じたり、いろいろな遊び方をしています。👩マリアも👦ヨセフも年長組が演じた役なので、練習の時にはきっと、憧れを持って見ていたのでしょう。今は遊びの中で、自分が実際にその役を演じることができる😃嬉しさと、そして、自分の実力がその役を演じるだけのものであったことへの☺自信を、自分自身でとても感じているようです!

🎄ページェントは、毎年同じ台本、同じ役で行います。それは、単なる劇ではないからです。一度その劇に参加したからと言って、その劇全てを理解できるほど単純な内容ではないからです。園児は、満3歳そら組で入園すると、卒園までに4回🎄ページェントに参加します。(入園の時期により、残念ながら参加できない場合もあります)その園児たちは、1年目は「こひつじ」役(ちゃんと台詞もあります)、2年目からは、二つ以上の役から自分でしてみたい役を選ぶことができます。子どもたちは、自分で選んだ役を演じたり、遊びの中で異なる役を演じることで、🎄ページェントの話や役について、少しずつ理解を深めていきます。

この遊びから、今、新たな遊びも生まれています。それは、まさに「妊娠ごっこ」と「出産ごっこ」です!👩マリアが赤ちゃん(👶イエスさま)を生むことを理解できたからこそ、このような遊びに発展したのでしょう。👩マリアになり、自分の洋服の中にお人形や小さなぬいぐるみを入れて妊婦姿になったり、「うまれる~」と苦しそうな声を出したり、子どもたちの遊びは無限に広がっていきます。  🤗あ~おもしろい!!  😊幼稚園って、本当におもしろいわ~!!

ぼくのうた・わたしのうた(遊びから、自分のものへ)

2018年11月25日

早いもので、もう目の前は12月!! キリスト教の教会の附属の幼稚園で一番大切な行事は、なんといってもクリスマスです!!!子どもたちは、11月になるとクリスマスの準備と共に、クリスマス礼拝・祝会に向けて、ページェントの練習を始めます。ページェントとは、聖誕劇または降誕劇のことで、イエス・キリストが生まれるまでの話を、劇にしたものです。

私たちの幼稚園では、最初から配役を決め、劇の練習をするわけではありません。子どもたちは、それぞれ、自分がなりたい役になり、しばらくはページェントごっこをしながら、自分はどの役になりたいのかを考え、自分で決めていきます。それで、毎日配役が変わり、また、本来は一人でする役を複数で演じたり、男女の区別なくいろいろな形でページェントごっこを楽しみます。もちろん、配役については、最終的に子どもたちの希望が全てかなうわけではありませんが、ページェントごっこをするうちに、子どもたちは自分がなりたい役をいくつか見つけ、第一希望の役になれないときは、第二希望の役になろうなどと、自分で考えていきます。ページェントごっこをして、子どもたちの希望がある程度はっきりしてきたときに、配役を決めます。もちろん、保育者が決めるのではなく、子どもたちが自分たちで話し合いをして決めていきます。役によっては、一つの学年に任されることもありますが、満3歳そら組以外は、二つ以上の役から自分で選ぶことができます。

配役を決めるころになると、子どもたちはページェントの歌の中に、それぞれお気に入りの歌を見つけ、いろいろなところで口ずさむようになります。廊下を歩きながら誰かが歌いだすと、他の子どもたちが一緒に歌いだしたり、先日は、トイレの中が騒がしいと思ってのぞいてみると、女の子たちが、用を足しながら歌い、用を足した子どもたちは、トイレの個室の中でその歌の振り付けと一緒に歌っていました。(次にトイレの順番を待っているお友だちがいるのに、そんなことは忘れてしまい、大きな声で、その役になりきって、役を演じていました。)男の子たちも、同様に用を足しながら、女の子とは異なる歌を歌っていました。朝の登園後や、昼食の後の自由遊びの時間にも、布を体に巻き、好みの役になりきって遊ぶ姿も見られます。

最初は、保育者から提案されたページェントごっこと言うものが、しばらくすると、子どもの生活や遊びの一部となっていくのです。ページェントが、自分のものになり、自分が演じること、そしてお友だち一緒に演じることがどんどん楽しくなる、その姿を見ることは、私にとってとても嬉しく楽しいことです。

まねしんぼ?

2018年11月1日

⛪私たちの幼稚園では、🌞お天気の良い日には園庭解放をして、👫園児の👶兄弟児や近隣の👶未就園児さんが、自由に園庭の遊具で遊んだり、また👫園児と一緒に園庭で遊ぶことができる⏰時間を設けています。

👫園児たちが、スコップで穴を掘って水を流したり、温泉やダムを作ったり、また、砂をどんどん運んできて砂山を作ったりしていると、いつの間にか👶未就園児さんがやってきて、その遊びをじっと見つめている姿をよく見かけます。👶未就園児さんの目はとても真剣で、ここで起こっていること🙄全てを見逃さないぞ!と言わんばかりの表情で、じっとして動こうとはしません。

しばらくすると、👶未就園児さんは何も言わず、少し緊張しながらもその遊びの輪に加わり、👫園児のすることをそのまままねて一緒に遊ぶこともあります。👶未就園児さんは、自分もその遊びの仲間になったつもりで👫園児のするとおりにしているつもりでも、👫園児からすると勝手にダムを壊したり、砂山に乗ったりと、少々迷惑と感じる時もあるようですが、👫園児は、縦割り保育をしているためか、すべてが自分の思い通りにはならないことを知っており、👶未優園児さんのそのような行動も、😅仕方がないと❣許すことが多いようです。また、👫園児が遊んでいる間は、遠慮してじっとその遊びを見つめていた👶未就園児さんは、👫園児が他の遊びに興味を持ちそこからいなくなると、👫園児が残していったダムや温泉や砂山に、👫園児がしていたのと同じ遊びをそうっと静かに始めることもあります。

園庭で遊んでいる👶未就園児さんが、いつの間にかいろいろな遊び方を覚えるのは、興味のある遊びを真似てみるというよりも、その遊びを『完コピ』しているからなのでしょうね!  ん~、大人になると興味のあることでも、なかなか上達しないのは、邪念が入り、『完コピ』できないからなのだということが、👶未就園児さんを見ていて、よ~くわかりました!

変身願望?

2018年9月23日

東福岡幼稚園は、筥崎宮のすぐ近くにあります。毎年9月には、筥崎宮のお祭り『放生会』があり、幼稚園の子どもたちも、「地域の様子を知る、地域の行事に親しむ」の目的で、放生会の見学に出かけます。いろいろなお店の前を通り、あんなお店がある、こんなお店がある、あれがほしいこれがほしいなど、いろいろおしゃべりをしながら歩いて行きます。しかし、そのおしゃべりがピタッと止まるのが、お化け屋敷の看板の前です。お化け屋敷の中は見ることはできませんが、看板を見ただけで「こわい~」と立ちすくんだり、泣き出したり・・・でも、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と自分で自分を励ましながらそろりそろりと歩く子どももいます。お化け屋敷の前を通り過ぎると、また賑やかなおしゃべりが聞こえてきます。

子どもたちに一番人気があるお店は、『お面やさん』です。その年にTVなどではやっているキャラクター物、毎年必ずあるアンパンマンなど、たくさんの種類のお面があります。何かのアニメのキャラクターなのでしょうか?今年は、きつねのお面もありました。子どもたちは、それぞれ「アレ知っている!」「これ、買ってもらった」「あのお面がほしい」と、おしゃべりも最高潮に達します。今まで、たくさんのお店の様子にビックリしておとなしくしていた子どもも、急におしゃべりを始めます。

なぜ、子どもたちは、そんなにもお面に魅力を感じるのでしょうか? そういえば、私自身も子どもの頃、お面がほしくて買ってもらうまでそのお店の前で、ダダをこねた様です。(自分の記憶ではなく、祖父と母の記憶なのですが)それも、なぜかカッパのお面だったとのことです。しかたなく母はそのカッパのお面を買い、私にかぶせたところ、なんともピッタリだったとか!? これは、私の憶測ですが、子どもたちがお面に魅力を感じるのは『変身願望』から来ているのではないでしょうか? より素敵な自分になりたい、より大きな自分になりたい、より強い自分になりたい。子どもたちがTVで見たヒーローになりきり、見えない敵と戦ったり、アイドルになりきって、見えないファンの前で歌って踊って、手を振ったり。この様な姿は、よく見られることです。この願望を、よりはっきりとしたイメージで表すのが、お面なのだと私は思います。大人でもお面をかぶると途端に、普段、人前で演じている自分ではない自分が別のキャラクターとして出てくる様な気がします。大人の場合は、普段つけているお面を一度取り、他のお面に付け替えるという感覚だとは思います。

子どもも大人も持っているであろう『変身願望』を満たし、時には自分ではない自分を演じることで、より素敵な自分になってみたり、大人の場合は、それで息抜きができるのならば、もしかすると、時には、お面は必要なのかもしれませんね!!

確かにお祭りで売っているお面は、安価ではないと思います。買わない、買えないにしても、お面やさんの前で立ちどまり、少しの時間、子どもも大人もお面をかぶったつもりで、心の中で変身してみるのも必要かもしれませんね。

幼児教育の大切さ ~何が育っているの?~

2018年8月19日

8月の始めに行われた研修で、大豆生田(おおまめうだ)先生のお話を聞きました。大豆生田先生は、NHKテレビ番組の『わくわく子育て』に時々出演されている方です。先生は、大学卒業後に、男性保育者として幼稚園の先生(実践者)を経験され、その後大学の先生(研究者)となられたとのことでした。実践者としての経験を例としてお話されるので、保育の現場で働く私にとってはその内容はとても理解しやすく、「自分にも同じような経験があったなぁ。なんで、あの時気がつかなかったのかな?」「今ならまだ間に合う!!!」「今度は、必ずこうしてみよう」など、お話を聞きながら、反省したり、アドバイスを受けたり、新しい方法を自分なりに見つけることができました。

今回の研修では、大豆生田先生は、①乳幼児期の教育の大切さとは? ②保育の現場(幼稚園や保育園)で保育者はどのようなことを実践しているのか? ③子どもは保育の中で、どのような経験をして、どのようなことを学んでいるのか? を、私たち保育者が、子どもたちの保護者や一般の人たちにわかりやすく具体的な形で伝え、興味を持ち、理解していただくことがとても大切だとおっしゃいました。今までもそうなるように努力はしていたつもりなのですが、わかりやすい方法で伝えていたのか?と考えると、まだまだだったと反省しました。

幼児期に質の高い教育を受けた子どもは、自尊心が高く、大人になっても生活が安定し、決してお金持ちでなくとも自分は自分なりの生活で幸福だと感じるとの研究データーを例にしたお話もされました。この研究は、アメリカのヘックマンの「ペリープリスクール」の研究でした。ペリー地区は、貧困の地区でしたが、この地区に住む3歳の子どもたちを二つのグループに分け、3年間、半数の子どもたちに質の高い幼児教育(幼稚園に通園する)を受けさせ、残りの半数の子どもたちは、それまで通りの生活(幼稚園には通園しない)をしたという研究です。その3年間では、子どもたちの生活などに関する結果に大きな違いはなかったそうですが、彼らが大人になるにしたがって、だんだんと結果が出たとのことでした。その結果は、学校に行って勉強することを楽しんだり、仕事を長く続けたり、生活に幸福感を感じたり、自分や人を大切にする、そのようなことだったそうです。たった3年間の教育で、その後の生活に差が出たと知り、私たちが実践している幼児教育が、いかに大切なことなのか? 場合によっては、ひとりの人間の将来を決定してしまうのではないか?ということも考え、自分がしている保育の重大さに、今まで以上に責任を感じた講演会でした。

話は変わりますが、宮西達也(みやにし たつや)さんという絵本作家がいらっしゃいます。宮西さんの作品の中に、恐竜を主人公にしたシリーズがあります。絵は独特でとても個性的です。しかし、その内容は、どの話も、人と人(恐竜と恐竜)のふれあいや愛情がテーマとなっており、その大切さが語られています。宮西さんの絵本に『ぼくにも そのあいをください』という絵本がありますが、私はこの絵本が乳幼児教育の大切さや素晴らしさを伝えているように感じました。恐竜の子どもが、ある日ティラノサウルスに出会い、命が危険な時にティラノサウルスから身を守ってもらいました。そしてその恐竜の子どもは大人になり、お父さんになりました。彼は、自分の子どもがほかの恐竜から食べられそうになった時、ずっと前にティラノサウルスが身を挺して自分を守ってくれたと同じように、自分の身を挺して自分の子どもたちを守ったというお話です。作者の宮西さんは、幼い時に経験したこと(教育)が、その人の人生に大きく影響するということを、みんなに絵本を通して伝えているのではないでしょうか?

なが~いなが~い文を、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。幼児教育の重大さを、しっかりと胸に刻み、2学期を迎えたいと思います!!!

 

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