過去ログ
木のおもちゃ「汽車」
子どもたち😊と木のおもちゃの🚂「汽車」で遊んでいると、今でもよくAくん😃の入園当時のことを思い出します。幼稚園を卒園して小学生となったA君は、今はサッカー⚽👣️に夢中な色黒👤のお兄さんです。
彼は鉄道大好きな「🚊鉄男くん」でした。入園前は、お父さんが子供の頃に遊んでいたプラレール🚋を譲り受け、その電動のプラレール🚋でいつも遊んでいたようです。しかし、彼のお母さんはいつも困っていたようでした。なぜなら、彼はプラレール🚋は大好きなのですが、脱線したり自分の思うように電車が動かなかったりすると、途端に機嫌が悪くなり😟、大騒ぎ😡をし、目が離せなかったとのことでした。
Aくん😃が入園する少し前に、幼稚園に木のおもちゃの🚂「汽車」が来ました。彼は入園後すぐにそのおもちゃに興味を示しました。彼より早く入園した同じ学年のBくん😐も鉄道が大好きで、二人は毎日のようにそのおもちゃで遊びました。二人とも新幹線🚅が大好きで、いつも取り合いになりました。しかしなぜか、幼稚園の🚂「汽車」で遊んでいる時には、Aくんのお母さん👠から聞いていたような姿は見られなかったのです。私は、同じような汽車のおもちゃで遊んでいるのに、家庭での姿が見られないことが不思議でした。そこで、彼の遊ぶ姿をしばらく観察⏰することにしました。
Aくん😃は、新幹線🚅を自分で自由に動かしながら遊んでいました。よく見ると、新幹線🚅のスピードを自分の思いのままに速くしたり遅くしたり、駅が近づくと徐々にスピードを落とし、まるで本当の運転士さん👔がしているように注意深くスピード調整をしてピッタリと駅に止めたり・・・線路も時々組み替えてみたり・・・すべて彼が思い描いている世界が現実となり、自分が主役✨となり遊んでいたのでした。もしかすると、彼はプラレール🚋にもこれと同じ世界を望んでいたのかもしれません。しかし、残念ながらプラレール🚋は、彼の思うようには動いてはくれなかったのでしょう。決して、プラレール🚋が悪いわけではありません。この時の彼の心にとっては、プラレール🚋は適切なおもちゃではなかったということなのです。彼は、自分がおもちゃに遊んでもらうのではなく、自分がおもちゃで遊びたかった、ただそれだけなのでした。
子どもにとってどのようなおもちゃが良いのか、Aくん😃の姿から私も彼のお母さん👠も大切なことを学びました。😃Yくん!あなたが大好きだった🚂「汽車」は、あなたの後輩たち🐥も大好きで、今でもみんなで仲良く😊遊んでいるよ!みんな自分が主役になって!!💖
手作りおもちゃ
私は、身近にあるいろいろな物を利用して、物を作ることが大好き💓です。子どもたちにも、「物は一つの方向からだけ見る😃のではなく、いろいろな方向から見ると、まったく違った物に見えてくる😍」ことを伝えたいと思い、保育にも、生活の中にある身近な材料を利用したり、廃材を利用したりしています。
年長ひかり組の子どもたち😁は、1学期にパラシュートを作りました。もちろん、スーパの袋を再利用🎵しました。パラシュートがゆっくり落下するには、ス-パーの袋はちょうど良い軽さなのです。そして、パラシュートにつける物は、単なおもりではなく、紙コップを利用した人形💃にしました。実際に自分がパラシュートで楽しみながら落下することも想像してほしいとの願いから、その人形は「自分(それぞれの子どもたち)」としました。
パラシュートの色や模様も工夫して描き✨、人形💃も丁寧に作りました。保育室にある室内滑り台からパラシュートを落下させる子どもたちの嬉しそう😊なこと!!たくさん遊ぶと、紐が取れたり、にんぎょうの手が取れたり😨・・・でも大丈夫!! それは手作りおもちゃ🎀だから。自分で作れば、どこがどのようになっているのか全てわかる💫のです。だから、修理だって自分で難なくできるのです。自分で一生懸命に作った大切なおもちゃ🎀だからこそ、子どもたちは何度も修理をして遊び続けるのだと思います。自分で物を作ることの楽しさや喜び、工夫することの面白さ、いろいろなことを子どもたちに伝えることができれば💞と思います。
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