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あそびとおもちゃ

過去ログ

最後のごあいさつ

2025年3月28日

2016年5月から、⏲約10年≪あそびとおもちゃ≫を担当してきました🌸おもちゃコンサルタントマスターの日高真理です。長い間、興味を持って読んでくださった皆様、😊本当にありがとうございました。

私は、⛪東福岡幼稚園の契約がすべて終了し、2025年3月31日で💐😥退職(園児には卒園すると伝えました)することになりました。

私がたまたまNPO法人の『おもちゃコンサルタントマスタ―』などのおもちゃに関する🤗資格を持っているということがきっかけになり、このページを⏱スタートすることになりました。

⛪幼稚園の👦🏻👧🏻子どもたちや👶👫未就園児親子クラスの様子を中心に、私がボランティア活動をしている子どももおとなも一緒に楽しむことができる🏚ある施設での出来事など、私が😍感じたり🙄考えたりしたことを自由に書いてきました。

⛪幼稚園や保護者の会の協力を得ながら、少しずつ少しずつ⛪幼稚園で良質なおもちゃを揃え、今では外部団体のおもちゃを借りることなく、⛪幼稚園のおもちゃだけで🍀≪おもちゃの広場≫を開催できるほどになりました。日々の保育でも、👦🏻👧🏻子どもたちが自由におもちゃで遊ぶこと、特にテーブルゲームで遊ぶことにより、😀順番やルールをを守ること、☺😩勝ち負けにこだわらなくてもよいこと、🤩チャンスは1度きりではないことなど、本当にたくさんの人生に必要なことを学んでいく姿を見ることが出来たり、また、🎖心身の成長を感じることができました。頭の固い大人ではとても思いつかないような、👦🏻👧🏻子どもなりのアイデアを生かした遊び方を👦🏻👧🏻子ども自身が🌱考えた時には、そのアイデアの面白さに🎉驚きと感動を覚えたことも何度もありました。

私がおもちゃを選ぶときには、次のような基準を設けていました。「👦👩大人も👦🏻👧🏻子どもも一緒に楽しく遊ぶことができるもの」「🌟偶然性のあるもの」そして「🤔遊び方がひとつではなく、遊び方に変化や新しいアイデアを取り入れることができるが、おもちゃの正しい使い方は子どもたちにちゃんと伝えることができるもの」。実際に私は、あるゲームで👧🏻3歳の子どもに何度も負けたことがあります。私に勝った時のその子どもの😛得意気で嬉しそうな顔は、今でも鮮明に覚えています。 勝つことが出来そうにない相手に勝ったのですから、💖本当に嬉しかったのでしょう!!

私はこの⛪東福岡幼稚園でたくさんのおもちゃと出会い、👶👫👦🏻👧🏻子どもたちと💞一緒にいっぱいいっぱい遊んだことは、私にとって本当に本当に🏆大きな財産となりました。私はこれからも、まだまだおもちゃについて、遊びについて、そして🌳木育について学んでいくつもりです!! いつかどこかでまた、みなさまとお会いできる日がくることを、😊心から願っています。私も少しは成長していることを願って!!

💝長い間、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。 日高真理

いっしょに あそぼう!! part 2

2025年3月12日

【いっしょに あそぼう!! part 1】の続きです。

さて次はゲーム🌳🐿「木の中のリス」の時間です。今度の課題はもっと大変です。👫子どもたちは三人組をつくらなければなりません。もちろん、異なる学年の三人組です。😀「一緒にしよう」と誘っても、😑「イヤ」と断られることもありました。断られた子どもが😱悲しい思いをしたことは確かです。しかし、私はこの💔つらい経験はこれからの人生にとって💝本当に大切なことだと考えています。なぜならこのような経験は、今後他人の😫苦しみや😭辛さを自分のこととして考え、🙄理解するきっかけになるかも知れないからです。また、はっきりと自分の言葉で😣「イヤ」と相手に伝えることも、💝とても大切なことだと思います。もしかすると、この言葉で✴難を逃れることができるかもしれないからです。

私は、断られた👫子どもたちに、🤔なぜ断られたのかその理由を相手に聞いてみるように勧めてみました。すると断った子どもは、その理由が見つからないのか、結局😊「やっぱりいっしょにする」と誘いに応じる場面も見られました。

🌳🐿「木の中のリス」の途中には、園長先生も保育者たちも交代で参加し、実際に🌸遊びの楽しさを実感するとともに、冷静に遊び全体の様子や👫子どもたちの様子を👀観察し、自分のクラスだけではなく、他のクラスの👫子どもたちの様子を🎉よく知る⏲時間を持つこともできました。

異なる学年の👫子どもたちが一緒にお互い関わりながら遊ぶ⏲時間を持つことで、👫子どもたちは多くのお友だちにより親しみを持ち、仲良くなり、また、保育者はいろいろなことを👀冷静に観察することができることが可能となります。👫子どもにとっても、保育者にとっても、🍀たくさんのメリットを感じた、集団あそびの時間でした。

いっしょに あそぼう!! part 1

2025年3月12日

🌼3月11日(火)に、👦🏻👧🏻満3歳そら組、年少つき組、年中ほし組の3学年合同で一緒に💖集団遊びを行いました。この日の目標は💞『異なる学年のお友だちと一緒に遊び、仲良くなる』そして🤔『自分で考えて自分で行動する』でした。

最初の遊びをするには、まず、💞異なる学年の子ども同士で二人組をつくらなければなりません。😟さあ、困りました。👫子どもたちは💋誰に声をかければよいのか? 👌どうすれば相手が自分の誘いに応じてくれるのか? 戸惑いながらもどうにか二人組を作ることができました。

そして、二人で🙌手を繋ぎ、🎹ピアノの曲が聞こえている時は一緒に歩き、聞こえなくなったら静止する遊びや、🚎電車のように縦に並び、🎹ピアノのグリッサンドで前後を交代する遊びを行いました。(即時反応)  保育者たちは子どもたちを最初から援助することは控え、まず一人一人がどのような行動をとるのかを👀見守る役に徹しました。じっと👫子どもたちの様子を観察することで、今まで気づかなかったいろいろな面を🎉発見することもできたようです。

次はゲーム🌳🐿「木の中のリス」の時間です。

今度はもっと大変な課題に、👫子どもたちは取り組まなければなりませんでした。

この続きは、【いっしょに あそぼう!! part 2】でお話ししましょう。

 

 

好きなおもちゃが、子どもを変える? part2

2025年2月25日

🌷『好きなおもちゃが、子どもを変える? part1』の続きです。

「だるま落とし」が上手になり、👫他児たちのコーチにまで昇格した👧🏻ある子ども。そうなると、「だるま落とし」への興味はだんだん薄れていき、また😑心と身体が停止しそうになってきました。

さて、ここで次の目標をと思った私は、その子どもに🤔どのようなおもちゃを紹介したのでしょう?

今度は、少しの練習ではなかなか成功しない「けん玉」を紹介しました。幼児の場合、😱最初から極端に高すぎる目標を掲げてもうまくいかないこと、そして「けん玉」は幼児の手には重すぎ、😭心にも身体にも負担がかかることを考え、まずは🍮プリンカップに毛糸をつけ、その先にまつぼっくりを付けた🖐「手作りおもちゃのけん玉」を用意しました。まつぼっくりのけん玉は、毛糸の長さがとても短い、少し長い、とても長いの3種類あり、👧🏻子どもにどれでも好きなのもを使ってよいと伝えました。👧🏻その子どもはいろいろ試し、毛糸がとても短い物から少し長い物、そしてとても長い物へと、自分で📈レベルを上げて毎日熱心に練習していきました。

しばらくすると、毛糸がとても長いまつぼっくりけん玉の成功率も🎖かなり良くなりました。そこで私は、すかさず次の目標を立てました。

しかし、今度の目標は、🌊そう簡単に達成できるものではありません。私が用意したのは、🍧『アイスなけん玉』というアイスクリームの形のけん玉でした。玉をアイスクリームコーンの上に乗せるけん玉です。商品の箱に≪初めてのけん玉≫と書いてあるのですが、簡単そうに見えて意外と難しい!!!

👧🏻頑張り屋さんのその子どもは、今、そのけん玉に果敢にチャレンジしていますが、成功したのは、まだ1回だけ。今はまだできないのが当たり前。だから、私は今回はあきらめてもいいと思っています。またいつか、もう少し大きくなってから🍧『アイスなけん玉』や本当の『けん玉』にチャレンジしてほしいなと願っています。その時には、今の努力がきっと報われるでしょうし、また、🤗意外とすぐに成功することもあるかもしれません。

👦🏻👧🏻子どもが、自ら興味をもって🙄何かにチャレンジしてみようとする時、ひとつのおもちゃがそのきっかけになることがあります。その時には、大人は💖良質なおもちゃを提供すること、そして👀見守り、🎉時には励まし、少しずつでも上達していることを💋具体的に伝えることが💘とても大切だと私は思っています。

 

 

 

 

好きなおもちゃが、子どもを変える? part1

2025年2月25日

年中組に、👧🏻とても頑張り屋さんの子どもがいます。家庭の影響もあり、いつも🤗いろいろな体験をすることを楽しみにしており、😃たくさんの言葉も知っています。しかし、興味がある事や物が見つからない時には、😑心の動きも身体の動きも止まってしまい、😪少し自信のないような様子を見せる時があります。

1月に私は、👧🏻この子どもに「だるま落とし」のおもちゃを紹介しました。すると😍すぐに興味を持ち、自ら遊ぶようになりました。何度も何度も遊んでいるうちに❣少しずつコツをつかみ、どのようにすれば一番上のだるまを落とさずに、その下の5つのパーツをうまく打ち抜くことができるのかを、毎日たくさん練習して、経験の中から学んでいきました。私は、もちろん打ち抜くコツを知ってはいましたが、💞励ましの言葉はかけても、コツは教えずにただ👀見守るだけにしました。そして、自らの経験から、👧🏻その子どもは木づちをパーツに真横から当てることと、打ち抜くスピードが最も重要であることを発見しました。

すると、この子どもの様子を見ていた👫他児たちが、次第に「だるま落とし」に興味を持ち始め、遊び始めたのです。そして、👧🏻その子どもは👫他児たちに自ら獲得した遊び方のコツを上手に伝えていました。

さて、👧🏻この子どもは、その後どうしているのでしょうか?

この続きは、🌷『好きなおもちゃが、子どもを変える? part2』でお話しましょう。

 

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