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積み木遊び・・・こひつじくらぶ(0・1歳児未就園児親子クラス)

2024年10月30日

今回は、親子で積み木遊びを楽しみました😃

0歳👶から2歳🧒くらいの子ども達は、壊すことが得意です。壊すことは、物の上に他の物を乗せたり,組み立てたりすることよりも、簡単だからです。壊そうと思っていなくても、興味を持って近づき、ちょっと触っただけで壊してしまうということが多いと思われます。もちろん、壊すことが気持ち良かったり、楽しかったりして同じ行動をすることもあります。

今年も、積み木遊びを始める前に、保護者の方には以下のようなことをお願いをしました。「保護者が積み木を並べてドミノ倒しをしてみせるのは、ご遠慮ください❕それは見せなくても、この年齢の子ども達は、壊すのが得意ですから。保護者の方々が積んだ積み木をどんどん壊していきますが、今はその発達段階だと思って見守ってください。でも目👀を離さないで危ない時はすぐに止めて下さい😠もし、他のお子さんの積み木の作品を壊した場合には、自分のお子さんに『人のものを壊すことはいけないことだ』と伝え、保護者とお子さんが一緒に謝る、または保護者が代わりに謝ってその姿を見せることが大切です❣」

早速、幼稚園児が毎日使っている白木の長方形のレンガブロック積み木12個をかごに入れて,親子一組ずつ👩‍👦👩‍👧にお渡ししました。そして保護者👩が積み木を積んで塔のようなものを作ると、予想通り、子ども達🧒は、ひたすら壊していました。何度も何度もそれを繰り返して、10分くらいたったころでしょうか。一人の子ども🧒が、保護者が作った積み木の塔の近くに行き、積み木を一つ取り、その塔の上にそっと置いたのです。保育士も保護者も驚いて見ていると、もう一人の子も同じように別の積み木の塔に積み木を一つ乗せたのです。「えー、壊すだけではなく、積むことが出来た」ただただ感動しました🤗この子どもたちは、壊すことより、保護者の真似をして積み木を積むことを選んだのです。身体や手、指先などの発達を考えると、まだしばらくは壊すつもりはなくても壊してしまう日々が続くでしょう。でもいつの日か、積み木を横や縦に積んで自分の思ったような作品が作れるようになることでしょう💓

子ども達の発達には順序があります。階段を上るようなものだと私は思います。階段を1段1段登っていくようにして自分で身に付けた場合、次のステップに確実に上がることが出来ます。周りの大人は、それを見守ることが大切なんだということを今回の積み木遊びの中で、子ども達から教えてもらいました。最高の時を過ごせたことに感謝です。

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