子育て・あのね

読み聞かせをしてきて嬉しかったこと

2025年12月1日

みなさんは、もりのへなそうる(わたなべしげお:作、やまわきゆりこ:絵、福音館書店:出版)という絵本をご存知ですか?てつたくんとみつやくんという兄弟が森へ冒険に出かけます。ある日、不思議な卵を見つけます。お母さんにお弁当を作ってもらって、次の日も出かけます。

ある日、卵から孵ったへなそうるに出会い仲良くなります。

弟のみつやくんはまだ小さいので、何度教えても、たまごをたがもとしか言えません。でも3人は仲良しになるお話です。

子どもが小さい頃、読み聞かせをしていました。毎晩、1冊読んであげるから選んでおいで!と言うと、毎晩、本棚の前で10分以上悩み、今日はこれにする!と選んでくるのがもりのへなそうるでした。毎晩悩みに悩んで、毎晩へなそうるを選ぶのです。私は内心、またこれ?とおもうのですが、毎晩へなそうるを読みました。

ただお布団に入って読んでいると、すぐに寝てしまうので、多分彼は最後まで読んでいないと思います。

小学校になって、卵がなくなっていたので、冷蔵庫に貼ってるメモに卵って書いておいて!と頼んでいて、後でメモを見たら、たがもと書いてありました。

毎晩毎晩、へなそうるを読んで最後まで読んでいないかもしれないけれど、彼の心にはのこっていたんだなぁと嬉しく、読み聞かせをしてきてよかったなぁと思った出来事でした。

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