過去ログ
ねこごっこ? かえるごっこ?
3月18日の🎀卒園式🎹で年長ひかり組が言った『おわかれのことば😢』は、👦🏻👧🏻卒園生全員で一緒に言う言葉と、一人一人の思い出を短い言葉で言うところがありました。一人一人の言葉は、それぞれ、日常の遊びの思い出や行事の思い出など、自分で一番皆に伝えたいこと😍を言うことになりました。
A子ちゃんは、お友だちと一緒に遊んだ思い出を言うことにしました。他のお友だちは、「高鬼」や「氷鬼」(鬼ごっこの種類)を言うことにしました。👩🏻「A子ちゃんは、何を言うことに決めたの?」と質問すると、👧🏻「ねこごっこ🐱 と かえるごっこ🐸 にする」と答えました。👩🏻「え?ねこごっこ🐱?かえるごっこ🐸?」と私は自分の聞き間違えかな?と思い、もう一度、聞き直しました。A子ちゃんの答えは、やはり👧🏻「ねこごっこ🐱 と かえるごっこ🐸」でした。
A子ちゃんは、以前からよく面白い遊びを思いつく子どもでした。A子ちゃんのその遊びがどのような遊びなのか、私はよく知らなかったので、一度C子ちゃんの遊びに入れてもらうことにしました。C子ちゃんは、快く私を受け入れてくれました。3学期の後半は、毎日のように『ねこごっこ🐱』をしていました。彼女や、一緒に遊んでいるお友だちのすることを、子どもたちに聞きながら私も真似をしてみました。古タイヤを🌞日当たりのよい場所に置き、その上に丸くうずくまって😄目をつぶってしばらくじっとしてみした。静かにしていると、少し離れたところで遊ぶこどもたちの声、近くを歩く子どもたちの足音、風の音、猫ごっこ🐱をしている子どもたちのささやく声など、いつも聞いてはいるけれど、それほど気にせず聞いている声や音が、自分を包み込むように聞こえてきたのです。自分の体の重さがなくなり、フワリと浮いているような不思議な感覚の中で聞こえてくるいろいろな声や音・・・子どもたちは最初はただ、🐱猫の真似をしてうずくまっていただけだったのかもしれません。しかし、🐱猫の真似をしているうちに、私のようにいろいろな面白いことを感じたり気づいたりしたのかもしれません。私にも、子どもたちがどうして🐱猫ごっこを好んだのか?は本当のところはわかりません。
子どもたちの遊びは、ただ何かの真似をするなど、表面に現れた楽しさや面白さだけで遊びが成立しているわけではないことを改めて感じた『ねこごっこ🐱』でした。残念ながら、季節はずれだったのか、今回は『かえるごっこ🐸』はできませんでした。『かえるごっこ🐸』とは、いったいどのような遊びだったのか?できなかったことが、本当に残念でした。
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