過去ログ
好きなおもちゃが、子どもを変える? part2
🌷『好きなおもちゃが、子どもを変える? part1』の続きです。
「だるま落とし」が上手になり、👫他児たちのコーチにまで昇格した👧🏻ある子ども。そうなると、「だるま落とし」への興味はだんだん薄れていき、また😑心と身体が停止しそうになってきました。
さて、ここで次の目標をと思った私は、その子どもに🤔どのようなおもちゃを紹介したのでしょう?
今度は、少しの練習ではなかなか成功しない「けん玉」を紹介しました。幼児の場合、😱最初から極端に高すぎる目標を掲げてもうまくいかないこと、そして「けん玉」は幼児の手には重すぎ、😭心にも身体にも負担がかかることを考え、まずは🍮プリンカップに毛糸をつけ、その先にまつぼっくりを付けた🖐「手作りおもちゃのけん玉」を用意しました。まつぼっくりのけん玉は、毛糸の長さがとても短い、少し長い、とても長いの3種類あり、👧🏻子どもにどれでも好きなのもを使ってよいと伝えました。👧🏻その子どもはいろいろ試し、毛糸がとても短い物から少し長い物、そしてとても長い物へと、自分で📈レベルを上げて毎日熱心に練習していきました。
しばらくすると、毛糸がとても長いまつぼっくりけん玉の成功率も🎖かなり良くなりました。そこで私は、すかさず次の目標を立てました。
しかし、今度の目標は、🌊そう簡単に達成できるものではありません。私が用意したのは、🍧『アイスなけん玉』というアイスクリームの形のけん玉でした。玉をアイスクリームコーンの上に乗せるけん玉です。商品の箱に≪初めてのけん玉≫と書いてあるのですが、簡単そうに見えて意外と難しい!!!
👧🏻頑張り屋さんのその子どもは、今、そのけん玉に果敢にチャレンジしていますが、成功したのは、まだ1回だけ。今はまだできないのが当たり前。だから、私は今回はあきらめてもいいと思っています。またいつか、もう少し大きくなってから🍧『アイスなけん玉』や本当の『けん玉』にチャレンジしてほしいなと願っています。その時には、今の努力がきっと報われるでしょうし、また、🤗意外とすぐに成功することもあるかもしれません。
👦🏻👧🏻子どもが、自ら興味をもって🙄何かにチャレンジしてみようとする時、ひとつのおもちゃがそのきっかけになることがあります。その時には、大人は💖良質なおもちゃを提供すること、そして👀見守り、🎉時には励まし、少しずつでも上達していることを💋具体的に伝えることが💘とても大切だと私は思っています。
好きなおもちゃが、子どもを変える? part1
年中組に、👧🏻とても頑張り屋さんの子どもがいます。家庭の影響もあり、いつも🤗いろいろな体験をすることを楽しみにしており、😃たくさんの言葉も知っています。しかし、興味がある事や物が見つからない時には、😑心の動きも身体の動きも止まってしまい、😪少し自信のないような様子を見せる時があります。
1月に私は、👧🏻この子どもに「だるま落とし」のおもちゃを紹介しました。すると😍すぐに興味を持ち、自ら遊ぶようになりました。何度も何度も遊んでいるうちに❣少しずつコツをつかみ、どのようにすれば一番上のだるまを落とさずに、その下の5つのパーツをうまく打ち抜くことができるのかを、毎日たくさん練習して、経験の中から学んでいきました。私は、もちろん打ち抜くコツを知ってはいましたが、💞励ましの言葉はかけても、コツは教えずにただ👀見守るだけにしました。そして、自らの経験から、👧🏻その子どもは木づちをパーツに真横から当てることと、打ち抜くスピードが最も重要であることを発見しました。
すると、この子どもの様子を見ていた👫他児たちが、次第に「だるま落とし」に興味を持ち始め、遊び始めたのです。そして、👧🏻その子どもは👫他児たちに自ら獲得した遊び方のコツを上手に伝えていました。
さて、👧🏻この子どもは、その後どうしているのでしょうか?
この続きは、🌷『好きなおもちゃが、子どもを変える? part2』でお話しましょう。
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