おうちあそび(パズル)
コロナウイルスで休園していた幼稚園も、小学校に倣い学年別分散自由登園をしています。久しぶりの園生活に、😊大きな期待と喜びでいっぱいの在園児の子どもたち!! でも実は不安もあり、登園前日には「😥幼稚園に行きたくない」と涙が出たり、「😖お友だちはみんな来るのだろうか?」と何度も保護者に聞いたりなど、保育者が知らないところではいろいろな様子が見られたようです。
そんな子どもたちが、久しぶりに幼稚園に来て心の拠り所としたのは、👩保育者の存在はもちろんのこと、今まで遊んできた園庭の固定遊具だったり、保育室のおもちゃだったのです。コロナウイルスの影響で世の中や家庭の環境が大きく変わり、😩子どもたちなりに不安を覚え、久しぶりの幼稚園生活にも不安を感じながら登園したはずです。しかし、幼稚園は何も変わらず、子どもたちがよく知っている幼稚園だったのです。登園してしばらくすると、❣自ら好きな遊びを選んで遊び始めたり、💞お友だちを誘って園庭を走り回る姿も見られました。
多くの子どもたちが元気な姿を見せてはいましたが、中には大好きなパズルを始めたものの、途中で手が止まり、😰「できないかも・・・」と急に不安になった子どもがいたのも事実です。「大丈夫よ。A子ちゃんならできるはずよ。だって、ずっと前はできていたのだから」と励ますことはできましたが、私はその言葉は不安を感じているA子ちゃんには、かえって不安を大きくする言葉だと思い、👩「一緒にしてみようね」とパズルの一番わかりやすい部分のピースを4~5枚だけ抜き取りました。A子ちゃんには簡単すぎる方法をあえて選びました。そうするとA子ちゃんは、「こんなの簡単」と言いながら、そのピースをすぐにはめていきました。そして、今度は自分で選んだ数枚のピースを自分でパズルから外し、もう一度パズルを完成させ、😊笑顔で「できた!!」と言いました。自分で「できるかな?」と不安だったことができたことで、自信を取り戻したのです。
お家でせっかく購入されたパズルが、子どもにとって難しく、楽しく遊ぶことができなかったという経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか? お子さんの成長を待って、その時までそのパズルを保管しておくというのも一つの方法ですが、せっかくパズルがあるのなら、まず🙍♂️🙍大人が一度パズルを完成させて、👫お子さんが一番わかりやすいと思われる部分のピース、例えばそれがたった1枚であっても私は良いと思うのですが、そのピースだけを外し、そしてそのピースを👫お子さんがはめて、「ほら、パズルが完成したよ」と一緒に喜ぶ方法もあります。👫お子さんが興味を持ち始めたら、どのピースを外すのかを👫お子さん自身が決め、そのピースを👫お子さんが自分ではめることで、👫お子さんは完成の喜びを味わうことができるのではないでしょうか?
全てのことは、無理をせず💖【スモールステップ=小さな歩みで1歩ずつ1歩ずつ】がとても大切ではないでしょうか? 大股1歩も大切ですが、💖小さな歩みの1歩ずつがどんどん重なれば、それはいつの間にか大きな歩みとなっているはずです。 『だるまさんがころんだ』の遊びでも、無理して大きく1歩動くと、体がぶれて鬼に見つかり捕まってしまいますが、小さく地道に1歩ずつ鬼に近づいて行くと、いつの間にか鬼のすぐ近くに行ったという経験はありませんか?
不安を感じている時は、💖【スモールステップ】でゆっくり歩んでみませんか?