おにごっこ・・・こんなにすごい遊びだったとは!?
最近私は、外遊びをする時間が、以前に比べ、極端に少なくなっています。天候が悪い日には園庭に出ることができなかったり、年長組の子どもたちが、朝登園するとすぐに、また、登園時間が遅い子どもたちが昼食後に、毛糸でマフラーを編んでいるからです。マフラーは、ひと編みひと編み指で編むので、すぐには出来上がりません。編み方をまだ覚えていない子どもに編み方を伝えたり、途中で毛糸が絡まったり解らなくなった時に少し手伝ったり、また、すでにスイスイ編んでいる子どもたちとおしゃべりをしながら大切な時間を過ごしているからです。
土曜の休みの日、私は自分の体がいつもと違い、なんだか錆びついているように感じました。体の調子が悪いわけでもないし、病気でもないし・・・ 何だろう? この感じ? よく考えてみると、大好きな「鬼ごっこ」をほとんどしていなかったのです。
そこで、「鬼ごっこ」について私なりに考えてみました。①鬼ごっことは、まさに全身運動である。(鬼役でも、逃げる役でも走ることがとても多い) ②頭(脳)を使う。(鬼役・・・どのように逃げる役をつかまえるのか? 逃げる役の動きに合わせ、また、逃げる役をうまく誘導してつかまえやすくするのか? 鬼役が複数いる場合は、どのような作戦をたてるのか? 鬼役同士が特別に話し合わなくても お互いの共通理解でうまく連携をとって動くことができるのか?などなど。 逃げる役・・・鬼役と同様に、どのように逃げると捕まらないのか? 鬼役の動きに合わせて自分の動きをどうするのか? 逃げる役同士の動きの連携はどうするのか?などなど。 ③複数の人数で遊ぶことができる。(どんなに少なくても、二人以上でしかできない遊びである。でも・・・二人だけの「鬼ごっこ」て、本当につまらないのもです・・・。参加するメンバーがいない場合は、初めはしかたなく二人で始めますが、あまりにもつまらないので、結局誰かを誘い3人になり、そのうちに「いれて!」と人数が増えてくることが多いですね。) ④複数の人や、異年齢のメンバーが参加でき、一緒に遊ぶ楽しさを感じることができる.。 ⑤鬼役でも、逃げる役でも、自分が思ったように遊ぶことができた時には、満足感や達成感を感じることができる.。 ⑥鬼役でも、逃げる役でも、自分が思ったように遊ぶことができなかった時に、例え、嫌な思いや悲しい思い、悔しい思いをしても、一緒に遊ぶメンバーから慰められたり、譲歩してもらったり、特別なルールでその時だけは許してもらったりして、遊びから離脱せずに、どうにか遊びを続けることができる。そして、メンバーもその子どもが最後まで一緒に遊ぶことができたことを、認め、喜び、また一緒に遊ぶ大切なメンバーの一人として、受け入れ、一緒に遊ぶことができるのを期待する。
まだまだありますが、今日はここでおしまい。
早く「鬼ごっこ」(私にとっては無料の『エクササイズ』ともいうことができる!?)がしたい!!!