わたし できるの!(たか~いところから ピヨ~ン)part2
2021年5月12日
『わたし できるの!(たか~いとことから ピョ~ン)part1』の続きです。
子どもたちが
大人と同じことをする時、なぜ
大人とは異なる
動作や方法で行うのか? これは、単純に
大人と
子どもの身体の発達や大きさやバランスの違い、例えば一番よく解かるのは身身と比較したときの
頭部の割合などがその原因だといえるでしょう。でも、ただそれだけの理由
なのでしょうか?
私は社会人になり、当時の職場の先輩に誘われて、あるスポーツを始めました。そのスポーツをしている時に、
私はいつもインストラクターから重心のかけ方についての注意を受け、いまだにどうしてもうまくできません。ある時、同じスポーツをしている
子どもの集団を見ました。なぜか
子どもたちは、
私がいつもダメ出しされているフォームで、上手に楽しんでいました。すぐに
私は、インストラクターに「
子どもたちは私の(ダメ出しされている)フォームと同じなのに、どうしてあんなに上手に動くことができるのですか?」と質問しました。するとインストラクターは「大人と
子どもでは体の大きさもバランスも異なるからですよ。
子どもたちは動き方を教える前から、
自然にあのようなフォームで動くのです。きっと自分たちであのフォームが一番安全だと思い、
考えることなくあのフォームになるのでしょうね」とのことでした。大人と
子どもの体の違いは、
私もよく知っているはずなのですが、どうしてもっと深いところまで考えなかったのだろうと反省しました。しかし、
私はインストラクターの話に
疑問を感じました。
それではなぜ、子どもたちは
独自の方法を考え、その方法を実行するのでしょうか? 本当に、
子どもたちは
自然に、
考えることなく、フォームを創り出しているのでしょうか?この続きは
次回、お話ししましょう。