アナログゲームの良さは?(part3/アナログゲームで育つものは?)
前回の💞「アナログゲームの良さは?」(part2)では、🍀『非認知能力』と✏『認知能力』の違いをお話ししましたが、今回は、💞アナログゲームで育つのものについて考えてみましょう。
💞アナログゲームで育つものは💖「生きる力」だといわれています。それを具体的に表すと、①コミュニケーションを通して→社会性が育つ ②ルールを守ってゲームを進めることで→忍耐力・自制心が育つ ③勝ち方を考えることを通して→問題解決をする力が育つ ④勝ったり負けたりを通して→めげない心が育つ このようなことが育つのではと、期待されているようです。
しかし、私たちの幼稚園では、このような能力を育てるために、💞アナログゲームで遊んでいるわけでは決してありません。ただ、単に💞アナログゲームが楽しいから、子どもたちは何度も繰り返し、お友だちや先生と、時には一人で遊んでいるのです。その結果として自然なかたちで🍀『非認知能力』の育ちがあると考えています。
幼稚園にある💞アナログゲームは、良質なものなので、それなりのお値段はしています。ご家庭でこれらを購入なさるのは、やはり大変だと思います。でも、例えばトランプならば、すぐに購入も可能なのではないでしょうか? お子様の年齢や興味、経験に合わせ、ババ抜きや神経衰弱など、いくつかの遊びも考えられます。最初から、難しい遊び方をしてしまうと、子どもにとってその遊びは全く面白くないものになってしまいます。遊び方については、【あそびとおもちゃ】の4月7日「おうちあそび(トランプ)」・4月20日「おうちあそび(かるた)」をご参照ください。
🍀『非認知能力』に関係する遊びは、なにも💞アナログゲームだけではないと私は思います。縄跳びやボール遊びなど、ほかのたくさんの遊びも、同じだと私は考えます。これらの遊びも、私の場合は、例えば縄跳びなら、最初から上手に跳ぶことを目的とはしません。大人または子どもが、縄跳びをしっぽに見立て、腰に結ぶかズボンに挟むかして、しっぽがある人が逃げ、ない人が追いかけるという遊びもできます。そうして縄に親しむことで、縄跳びに興味を持ち始めることでしょう。
😍遊びは、楽しいから何度も繰り返して遊ぶ。😀遊ぶから経験が積み重なる。そして、自然な形で、🍀『非認知能力』が育つと、私は考えています。