積み木+α
「😊小さい頃は積木でよく遊んでいたのに、😒最近はほとんど遊ばなくなって押し入れや棚にしまい込んだまま・・・せっかく高い積木を買ったのに、もったいない」。そのような保護者の声を時々聞くことがあります。積木で遊ばなくなった理由の一つは、👦🏻👧🏻お子さんが心身共に成長したことで興味の範囲が広がり、💖多くの遊びを楽しんでいるということが言えるでしょう。しかし、せっかく積木があるのなら、それで遊ばないのは✨宝の持ち腐れ。もったいない、もったいない。
例えば、積木にもう一つ何かを❣プラスαすることで、0~2歳の頃はただ積んだり崩したりしていた積木が、お人形の家になったり、ビルやピラミッドになったり。😀ほんの少しのきっかけで、今までとは異なる遊び方へと🍀変化していく可能性が十分にあります。
⛪幼稚園にある積木は、全て長方形で同じサイズの積木(レンガ積み木)と、いろいろな長さの積木のセットです。これらの積木に🔰最初に❣プラスした物は、小さな白木の指人形でした。そのお人形は、目も口も何も無いのっぺらぼうです。なぜこのお人形にしたかというと、園の積木と同じ白木という理由でした。そして、人形に色も表情もないということで、👫遊ぶ子どもが人形の性別も年齢も役割も全て💗自由に発想できるという利点があるからです。今、👫子どもたちは、自分の想像で人形に自由に役割を与えて遊んでいます。積木で、ベットや椅子やテレビやお風呂などを作り、その中で人形に役割を与え、人形を使ってお友だちと💞コミニュケーションをとりながら、時には自分の考えや意見を伝えながら遊んでいます。
また、積木を高く高く積むことに興味がある👫子どもは、積み方を工夫し、何度積木が崩れてもあきらめずに積んでいます。そのような👫子どもには、私は『積木と保育』の本を見せ、いろいろな積み方があることを紹介します。するとその👫子どもは、本の写真を見ながら写真の積み方をまねしようとしたり、いくつかの積み方を組合わせたり、また、写真をヒントに自分なりの積み方を考えたりもします。時には、横で異なる建物を作っている👫お友だちと意気投合し、👦🏻👧🏻自分の建物と👫お友だちの建物をつなぎ、一緒になったと喜ぶ姿も見られます。
もし、今遊んでいない積木があれば、もう一度押し入れや棚から出して、❣プラスαを試してみませんか?
【参考までに】 ①『積木と保育』の本・・・吉本和子・脇淵爾良 著/エイデル研究所
※私は図書館でこの本に出合いました。
②白木の指人形・・・おもちゃの専門店で購入しました。
👦🏻この男の子は、以前は単に積木を高く積むことだけを😊楽しんでいましたが、『積木と保育』の本の写真を見て、🤔いろいろ積み方を知り、💓自分なりの積み方を楽しんだり、試したりするようになりました。また、高く積んだ積木が倒れないようにと、周囲に塀を作る✨アイデアも生まれました。
ある日、自分なりに考えた積み方で高く高く積木を積んでいたのですが、途中で崩れてしまい・・・ 残念ながら、塀も被害を受けました。でも、またすぐに、別の場所に積み始めました。😍