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あそびとおもちゃ

過去ログ

折り紙  

2017年7月28日

折り紙は、『ORIGAMI』として今や世界中🌎に知られる素晴らしい😍文化です。科学の分野🚀においても、折り紙の折り方を利用したり応用したりしているとのことです。

👫幼稚園でも、1か月に一度は折り紙を折り、子ども一人一人の成長の記録として、作品を残しています。

年長ひかり組👦🏻👧🏻は、7月に折り紙で「クワガタ」を😀折りました。茶・こげ茶・黒の折り紙の中から、ひとり一人が自分がイメージするクワガタに合った色を選びました。折り紙や色画用紙など、いくつかの色の中から自分で考えて選ぶこと、このようなことは東福岡幼稚園の保育の中では当たり前💖のことです。なぜなら、これからの子どもたちの生活や人生の中で、自分で考えて判断🤗したり選んだり😘すること、そしてその結果に自分で責任を持つ😊ことは、とても大切なこと💖だと考えているからです。今回の「クワガタ」は、こどもたちにとってすぐに折ることができる物ではありません😟。全員がすぐに理解して一緒に折ることができる個所😃と、数人ずつのグループ指導や個人指導で折る個所🙄があります。折り紙はきちんと丁寧に折ったり、正しい折り方をしなければ完成には至りません。年長組👦🏻👧🏻の子どもたちは、年少組または年中組の時から、三角形を折り「おやま」🗻、長四角形を折リ「でんしゃ」🚃「バス」🚌などいろいろな折り方を少しずつ学んできました。その積み重ねがあって初めて今回の「クワガタ」を折ることができるようになったのです。

折り紙を折ることで子どもたちは、🔄形が変化することや、⏫平面が立体になることなどを自分の手と目と頭で実体験として💫学びます。また、折り方を正しく理解しようとすることで、物事を推測しながら、その結果を自分自身で導き出そうとする力💝も養われるのではないでしょうか。少し難しい課題にチャレンジしてそれがうまくいった時、達成感💖と喜び💓で、また次の目標にチャレンジしてみようと意欲🎉もわいてくるはずです。これからも、折り紙の良さを保育に生かしていきたいと思っています。

こどもの気持ち

2017年6月30日

毎年、5月から6月にかけて、幼稚園の先生になるための勉強に短大や大学から実習生がやってきます。私は、実習生に、子どもの時に通っていた幼稚園や保育園の思い出を聞くことがあります。ある実習生は、子どものころに通っていた幼稚園の先生のことが大好きで、それで、自分も幼稚園の先生になりたいと思ったと話していました。また、ある実習生は、ある日、楽しく遊んでいたのに、先生から急に呼ばれて、ほかのことをさせられたことがいまだに嫌だったと話していました。

そういえば、私にも同じような思い出があります。それは、発表会の劇の練習をしていた頃のことでした。お弁当の後で友達と園庭で遊んでいた時に、ほかの友達がやってきて、お遊戯室で先生が呼んでいると私に伝えました。私は、すぐに先生の所ところに行きました。そこでは、劇の練習があっていました。先生から、私は劇の練習に参加するように言われました。私が、自分の役のセリフを言うと、先生からとても上手だとほめてもらいました。さて、私の出番は終わったので園庭に戻ろうとすると、先生から欠席のこどもの代役をするように言われました。「え?どうして?? 代役ならほかのこどもに頼めばいいのに・・・はやく、遊びに行きたいのに・・・」 しかし、劇の練習が始まり、私は半分の怒りながら代役をして、劇の練習が終わったことを確認してから園庭に戻りました。何十年たった今でも、その思い出は映像としてはっきりと覚えています。

あれ? と私は思いました。楽しい遊びが中断された思い出があるのに、保育者になった今、子どもたちに同じようなことをしている自分がいるような・・・ これからは、例えば、子どもたちが今しなければならないことや、するべきことを忘れていた時に、自分の考えだけで、「今すぐにしましょう」ではなく、子どもたちの遊びの様子をよく見て、「いつだったら、気持ちよくできるかな?」と考えられる保育者になりたいなと思いました。本当に、反省、反省です。

おにごっこ『高鬼』

2017年5月31日

4月のページには、👫年長組の子どもたち全員がおにごっこの『高鬼』に参加したことを、書きました。

その後も、👫年長組のほとんどの子どもたちが、1日に一度は『高鬼』に参加しています。それは、👮🏻東警察署に見学に行き、貝塚公園で昼食を食べた後の自由遊びの時間でも、👨‍👩‍👧保護者と一緒に🍙歓迎遠足で貝塚公園に行った時でも同じでした。やっぱり、👫年長組のほとんどの子どもたちは、毎日のように『高鬼』を楽しんでいるのです。

そして、今日は、もっと嬉しいことがありました。それは、なんと👦🏻年少組のA君と👦🏻年中組のB君が、とっても自然に👫年長組の『高鬼』に参加したことでした!!  朝の自由遊びの時間に、いつものように👫年長組の子どもたちが『高鬼』をしていました。私は、少し遅れて園庭に行き、子どもたちから「せんせいもする?」と聞かれました。すぐに入れてもらい、鬼から逃げているときに、「アレ?」と思いました。👦🏻A君と👦🏻B君が👫年長組の子どもたちと一緒に走っていたのです。最初は、ルールがよくわからないままに参加しているのかと思って見ていたのですが、なんと👦🏻👦🏻彼らはちゃんとルールを理解して参加していたのです!!  何をきっかけに彼らが『高鬼』に参加したいと思ったのかは、今はまだわかりませんが、👫年長組の楽しそうな様子と、走ることに興味を持ったのもかもしれません。

縦割り保育で、学年や年齢に関係なく、いつも一緒に過ごしているからこそ、👦🏻A君も👦🏻B君も遠慮なく参加できたのでしょう。👫年長組の子どもたちも、この新しい『高鬼』仲間にちょっとだけ配慮しながら、これからも自分たちの仲間として受け入れ、いろいろなことを教えたり伝えたりしながら、💞絆を深めていくことでしょう。

お友だちと遊んだら、楽しかった!

2017年4月30日

2017年度が始まり、1か月がたちました。今年度も、よろしくお願いいたします。

ついこの前まで年中組だった子どもたちも、年長組に進級したとたんに、多くの子どもの顔つきが変わり、お当番の仕事も自主的に楽しみながらする様子が見られるようになりました。この子どもたちは、3月までは、各自、好きな遊びを楽しんおり、このメンバーが集まって自主的に集団遊びを始める姿を、私は見たことがありませんでした。しかし、しかし、あることがきっかけとなり、4月中旬からは、毎日のようにこのメンバーが全員参加して『高鬼』(鬼ごっこの一種。鬼以外は、高いところに上ることができる。鬼は、地面または床にいる子供にタッチすることができ、タッチにより鬼を交代する遊び)を自主的に始める姿が見られるようになったのです。

そのきっかけとは・・・年長組のみの午後保育が始まった初日のことでした。午前保育で降園する年少組、年中組のために、園庭のおもちゃは倉庫にかたずけました。年長組の昼食が終わった後に、私は倉庫からおもちゃを出すのをすっかり忘れていたのです。年長組の子どもたちは、おもちゃがないことに気が付きましたが、すぐに一人の子どもが「たかおにするもの、このゆびとまれ!」と呼びかけました。すると、昨年度まではその言葉も耳に入らず、自分の遊びにばかり熱中していたメンバーが、すぐにその呼びかけに応じたのです!!すると、次々にほかの子どもたちも集まってきて、『高鬼』が始まったのです。

そして、翌日の同じ時間。今度は私は忘れたふりをして、おもちゃを出しませんでした。するとまた、前日と同じように『高鬼』が始まりました。その翌日も、翌日も、翌日も・・・

子どもたちは、自分たちで自主的に、それも年長組全員で集団遊びを始めました。この様子は、私が最も望んでいたことでした。しかし、当分は、無理だろうとあきらめていたことでもありました。これから、年長組の子どもたちは、幼稚園のリーダーとして、また、集団としての核になっていかなければならない子どもたちです。まだまだ幼いなあと感じていた、この子どもたちに、新たな可能性を感じました。そして、私の縁の子どもたちは、やっぱり、人と砂と水があれば自分たちで遊びを作っていくことができる創造性豊かな子どもたちなのだと、

ねこごっこ? かえるごっこ?

2017年3月30日

3月18日の🎀卒園式🎹で年長ひかり組が言った『おわかれのことば😢』は、👦🏻👧🏻卒園生全員で一緒に言う言葉と、一人一人の思い出を短い言葉で言うところがありました。一人一人の言葉は、それぞれ、日常の遊びの思い出や行事の思い出など、自分で一番皆に伝えたいこと😍を言うことになりました。

A子ちゃんは、お友だちと一緒に遊んだ思い出を言うことにしました。他のお友だちは、「高鬼」や「氷鬼」(鬼ごっこの種類)を言うことにしました。👩🏻「A子ちゃんは、何を言うことに決めたの?」と質問すると、👧🏻「ねこごっこ🐱 と かえるごっこ🐸 にする」と答えました。👩🏻「え?ねこごっこ🐱?かえるごっこ🐸?」と私は自分の聞き間違えかな?と思い、もう一度、聞き直しました。A子ちゃんの答えは、やはり👧🏻「ねこごっこ🐱 と かえるごっこ🐸」でした。

A子ちゃんは、以前からよく面白い遊びを思いつく子どもでした。A子ちゃんのその遊びがどのような遊びなのか、私はよく知らなかったので、一度C子ちゃんの遊びに入れてもらうことにしました。C子ちゃんは、快く私を受け入れてくれました。3学期の後半は、毎日のように『ねこごっこ🐱』をしていました。彼女や、一緒に遊んでいるお友だちのすることを、子どもたちに聞きながら私も真似をしてみました。古タイヤを🌞日当たりのよい場所に置き、その上に丸くうずくまって😄目をつぶってしばらくじっとしてみした。静かにしていると、少し離れたところで遊ぶこどもたちの声、近くを歩く子どもたちの足音、風の音、猫ごっこ🐱をしている子どもたちのささやく声など、いつも聞いてはいるけれど、それほど気にせず聞いている声や音が、自分を包み込むように聞こえてきたのです。自分の体の重さがなくなり、フワリと浮いているような不思議な感覚の中で聞こえてくるいろいろな声や音・・・子どもたちは最初はただ、🐱猫の真似をしてうずくまっていただけだったのかもしれません。しかし、🐱猫の真似をしているうちに、私のようにいろいろな面白いことを感じたり気づいたりしたのかもしれません。私にも、子どもたちがどうして🐱猫ごっこを好んだのか?は本当のところはわかりません。

子どもたちの遊びは、ただ何かの真似をするなど、表面に現れた楽しさや面白さだけで遊びが成立しているわけではないことを改めて感じた『ねこごっこ🐱』でした。残念ながら、季節はずれだったのか、今回は『かえるごっこ🐸』はできませんでした。『かえるごっこ🐸』とは、いったいどのような遊びだったのか?できなかったことが、本当に残念でした。

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