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あそびとおもちゃ

過去ログ

カラスが かぁ~『My first 果樹園』

2018年7月29日

😀幼稚園には、ルールがとても簡単な🍀ボードゲームがいくつかあります。 『 My first 果樹園 』もその一つで、🧒年少組でも十分に楽しむことができるゲームです。

どのようなゲームか説明しますね。 果樹園には🍎🍇🍋🍏4種類の果物(赤・青・黄色・黄緑)が沢山実っています。👫ゲームの参加者は順番にサイコロを振ります。サイコロの目も果物の色と同じ4色あり、出た目の色と同じ果物を一個または2個、収穫できます。しかし、サイコロの目には、🐦カラスも描かれています。サイコロで🐦カラスが出た時には、果物を収穫することはできず、🐦カラスの人形が一歩果樹園に近づきます。🐦カラスがゲームの👫参加者よりも先に果樹園に来ると👫参加者の負け。参加者が🐦カラスよりも先に果樹園の果物を全部収穫すると、👫参加者の勝ち。と言うゲームです。👫参加者一人一人の勝ち負けを争うのではなく、👫参加者が協力して、🐦カラスに勝つか負けるかを楽しむゲームです。

このゲームを子どもたちが😊楽しんでいた丁度その時・・・・  園庭が🐦「かあ~ かあ~ かあ~」と、とても騒がしくなりました。園庭には、🌳スモモの木と🌳リンゴの木がそれぞれ一本ずつあります。その🌳リンゴの木に、本物の🐦カラスが沢山来ていました。そして、なんと、やっと大きくなりかけた🍏まだ青いリンゴを、それぞれの🐦カラスが一個ずつ口にくわえ、飛び去ろうとしていました。🐦カラスの声と、次々にやってきて🍏リンゴをくわえて飛び去ろうとする🐦カラスの姿に、保育室にいた😲子どもたちは、ビックリ!!!!! 自分たちが楽しんでいたゲームのそのままの光景が、現実のものとして、目の前で起こっていたのです!!!!! その後、🍏リンゴが全てなくなりまで、🐦カラスは、何日も何日も園庭にやってきました。(襲来と言う言葉の方が適切かな?)

今までは、このゲームでサイコロの目の🐦カラスが出ても、それほど危機感はなかったのですが、この日以来、このゲームで🐦カラスの目が出ると、なんとなく、😮危機感を感じるようになった子どもたちです。

 

子ども豊かな遊び・学びの両輪

2018年7月15日

6月23日に、『幼児教育実践フォーラム』の研修に参加しました。その時に、私が日頃から感じていたことが、すっきりとした形の理論として、「そうそう、この様な事だったのよね」とまとめることができ、とても嬉しく思ったことを、今回はお話しします。

【子どもの豊かな遊び・学びの両輪】として,子どもの遊びには、『孤独な科学者としての学び』と『社交的な法律家としての学び』があると、講師の先生はお話されました。なんだか、とても難しそうなお話のように思えますが、「そうそう、子どもたちの遊びってそうなのよ」と、日頃、私たち保育者が幼稚園で子どもたちの当たり前の姿として見たり、すでに知っていることが、そのことだったのです。

では、『孤独な科学者としての学び』とは、どのようなことなのでしょう? 例えば、子どもが、積み木を一生懸命に積んでいる姿をよく目にします。大人は、もっともっとと、できるだけ高く積むことを願い、まだまだいけると応援します。すると、突然、子どもはニヤッと笑い、せっかく積んだ積み木を自らの手で、崩してしまうことがあります。この様な遊びは、年齢が低いほどよく見られる遊びです。大人は、「あ~あ」とがっかりしてしまいますが、子どもは、そうではありません。では、なぜ、子どもはせっかく高く積んだ積み木を、自らの手で崩してしまうのでしょうか? もう少ししたら倒れそうだから、自分が怪我をしないように安全策として崩してしまうのでしょうか? そうではなさそうです。子どもは、「今、積んでいる積み木を崩したらどうなるのだろう?」 「また、次も同じように積むことができるのだろか?」 「次は、どのような積み方をしてみようか?」「さっきよりも、もっともっと高く積むことができるかもしれない」などなど、自分で仮説を立て、いろいろな実験をして、それを検証し、結果を導き、「自分の思った通りだった!!」とか「予想と異なったのは、どうしてだろう?」とその子どもなりに考え、黙々と実験を繰り返し、そして子どもは自らいろいろなことを学んでいく、そのような姿から、『孤独な科学者』と表現されるのでしょう。

もう一つの『社交的な法律家としての学び』とは、どのようなことなのでしょう? 子どもがお友だちや保育者と遊ぶときに、遊びの中で、ごく当たり前に行っていることなのです。例えば、自分が使いたいおもちゃをお友だちが使っている時に、そのおもちゃとよく似たおもちゃを持ってきて、それを「はい」と言って渡し、ほしいおもちゃを手に入れる、また、いろいろと自分に有利な理由を言って相手がよくわからないうちに、そのおもちゃを自分の物にしてしまう、遊びのルールの理解がお互いに違ってそれで喧嘩になった時に、自分の考えと相手の考えの共通点を見つけ出し、話し合って解決して、どうにかしてその遊びを続けようとする、など相手と交渉したり、駆け引きをしたり、解決したりする。 このような姿は、子ども特有のものではなく、大人とよく似た姿だと思いませんか? もちろん、子どもは最初から、このようなことがで自然にできたわけではありません。大人や、お友だちやいろいろな身近にいる人たちの姿を見て、いろいろな方法を駆使することで人間関係がうまくいくことを知り、自分で試してみて何度も失敗し、また、成功して誉められ、沢山の経験をして、そして学んでいくのだと思います。みんなのルールに基づいた合法的な方法を学び、人間関係の作り方を学び、まるで、法律家のように自分でいろいろな問題を解決していく能力を身に付け実行することから『法律家』と表現されるのでしょう。

子どもの行動や遊びには、ひとつひとつ大きな大切な意味があることを、私たち大人は、もっともっと知り、考えていかなくてはいけませんね! 子どもの姿を見ながら、「今、こんなことを考えているのかな?」と想像してみることも、とても大切なことですね!!

 

 

たのしいね!おんなじ気持ちだね!!

2018年6月10日

私たちの幼稚園には、日本以外の国籍の子ども👫や、ハーフの子ども🤠が在籍することがよくあります。ここ数年は、国際色豊かで、冬に計画する『せかいりょこうごっこ』では、その子どもたち👫の保護者🙎に講師をお願いして、いろいろな国のことを、幼稚園の子どもたち👯にわかりやすく伝えていただいています。

その子どもたち👫の中には、日本語がまだよく理解できない子どももいます。保育者👩やお友だち👯が日本語で話す時、その言葉はなんとなく理解できるものの、保育者👩や周りのお友だち👯の行動を見て、それを真似する時もあります。お互いの言葉がなかなか通じないからと言って、その子どもたち👫と一緒に楽しく遊ぶことができないわけではありません。

例え、言葉で伝えあうことができなくても、一緒におんなじ気持ちになって遊ぶことはできるのです。このような時に、お助けマンとなるのは良質なおもちゃなのです!! 特に、偶然性のアナログのゲームが、一番のコミュニケーションツールとなるのです。

もし自分が、言葉も文化も何もかも全く異なる国に行ったとしたらとても不安でたまらない😂はずです。そのような時に、親切な誰かが、言葉が通じなくても一緒に遊ぶことができる遊びに誘ってくれて、その遊びの時間が自分にとってとても楽しい😊時間になったとしたら、その人を通じて一緒に遊んだ人やその国にに親近感😍を持ち、これからはその人を頼りにして、ここで生活していこう😐と思うのではないでしょうか?

私が、一番シンプルで、一番ルールがわかりやすいと思うおもちゃは、『ステッキー』と言うおもちゃです。赤・青・黄の三色の色がついたサイコロを順番に振り、サイコロと同じ色のスティック(棒)を、引くというゲームです。これなら、例え言葉が全く通じなくても、大丈夫!!

先日、まだ日本語をほんの少ししか話すことができない子ども😃と、初めてこのゲームをしてみました。その子ども😃は、すぐにルールを理解し、何度も何度もそのゲームを楽しみました。幼稚園に入園して、初めて不安のない、本当に楽しい時間を過ごせたのかもしれません。

しかし、忘れてはならないコツが一つあります。初めてゲームをする時は、子どもの年齢が低いほど、保育者👩または大人とその子ども🧒が、1対1ですることです。なぜなら、もし、他にそのゲームをすでに経験したことがある子どもが一人でもいると、その子どものペースになってしまい、初めてする子ども🧒は、そのゲームをその子どものペースで十分に楽しむことができないからです。もし、経験したことがある子どもがどうしても一緒にしたいと言った時には、私は「このゲームが一度終わったら、すぐに入れてあげる」と約束します。そして、その約束は必ず守ります。

さて、わたしとゲームを楽しんだ子ども😃は、その後どのように過ごしているかと言いますと、他の子どもたち👯と同様に、毎日いろいろな遊びを積極的に楽しみ、わたしにとても親しみを感じている様です。まだまだ、園生活のいろいろな場面でのその子ども😃の不安は尽きないと思いますが、一緒に遊んで、一緒に楽しんで、おんなじ気持ちになったことで、そも子どもは、幼稚園を好きになり、以前よりも安心して過ごせる場所だと感じていることでしょう。今度は、他の子どもたちも誘って、『My first 果樹園』のゲームをしてみようかと考えています。そうすれば、他のお友だち👯との心の距離も、もっともっと、縮まることでしょう。

かがくじっけん?

2018年5月20日

💥お天気の良い日、👫子どもたちは喜んで園庭に出て、いろいろな遊びを😀楽しんでいます。👫年長組の子どもたちは、4月・5月に入園した新しいお友だちも一緒に「鬼ごっこ」や山作りなどの「砂遊び」、👫年中組の子どもたちは、ボールを転がして上手にキャッチできるかどうかを楽しむ自分たちで考案したボール遊び、年長組の遊びに参加して「鬼ごっこ」、「砂遊び」など、そして、👫満3歳と年少組は、「砂遊び」です。

💥気温が高く、とてもお天気の良い日は、砂遊びに水が加わります。砂に水を混ぜ、お団子やハンバーグ、カレー、ケーキ、プリン、コーヒーやジュースなど、いろいろなものを作り、お友だちや保育者に「どうぞ」とふるまいます。砂山を作った子どもたちは、山の上から水を流し、水の行方を楽しんだり、ダムのように水をためて、その水がどのようになるのかを、何度も水を流して観察しています。

👫多くの子どもたちがその様な遊びをしていたある日、🙅A子ちゃんは、小さなバケツの中に水をいっぱい入れ、バケツの前にしゃがみ、じっと何かを見つめていました。🙅A子ちゃんは、小さな砂粒や貝殻や石、木から落ちたスモモの小さな実などを一つずつ水に入れていました。そしてとても小さな声で、「沈む」「沈まない」とつぶやいていました。これは、私たち保育者が教えた遊びではありません。もしかすると🙅A子ちゃんが、彼女自身で新しい遊びを発見したのかもしれませんし、以前に誰かと一緒に、また、誰かがしていた遊びを思い出して、再現していたのかもしれません。どちらにしても、🙅彼女が「沈む」「沈まない」と言う言葉を知っていたことが、何よりの驚きでした。🙅彼女が選んだ石の中に、園芸用の底石に使う軽石が含まれていました。同じように見える石でも、すぐに沈む物と浮くものがあることに、🙅A子ちゃんは気づき、「どうしてかな?」と疑問を持ちました。軽石を指で水にギュッと押しこめてもすぐに浮いてくるので、その現象にも不思議さと面白さを感じていたようでした。また、小さなスモモの実は、一度水に沈んだ後、再び浮いてくるので、浮いてくるスピードの違いにも気づいた様子でした。

👫子どもたちは、科学実験をしようとしてこのような遊びをしているわけではありません。たまたま、遊びの中で、不思議なことや、面白いことを自分で発見していくのです。まさに、ニュートンが木からリンゴが落ちるのを見て万有引力の法則を発見😍した、その行動と同じではないでしょうか?🙅A子ちゃんは自分で発見したからこそ、この体験や知識は自分の物として、また、自分だけの大きな喜びとして、心に響き、頭の片隅に知識として残るのではないかと、私は思います。

私は、✏学校の教科書で学んだこと以上に、自分で感じたことや発見したこと、失敗したことが、今でも鮮明な記憶として残り、ずーと後になって、あの事はそうだったのかと解ることがあります。

きっと、この🙅A子ちゃんも、今はただ「おもしろい」とか「どうしてかな?」と感じているだけなのかもしれません。しかし、🙅彼女のこの経験はいつかきっと、学校で勉強した時に、「あ、そうだったた・・・」と経験と理論が一緒になり、大切な知識となることでしょう。

☺『遊ぶことは学ぶこと』、私は日々、子どもたちのその姿から、この言葉の意味を教えられて💞😀います!!

カメと遊ぶ

2018年4月26日

幼稚園には、カメが5匹います。ず~と前からいるので、飼っているというより、住んでいるという感じです。正直に言ってカメは、例えばウサギなどのように、見た目が「かわいい!!」と言う動物ではないような気がします。しかし、しかし・・・なぜか?子どもたちにはとても人気があります。新入園児のある子どもは、かたつむりを見た時に「こわい~」と言って涙目で遠くへ行ったのに、カメは「かわいい」と言って喜んで見ています。

ポカポカと暖かくなった4月のある日、やっと冬眠から目覚めたカメを、運動不足解消!!と、水槽から園庭に放ってみました。子どもたちは大喜びで、触ったり、後を追いかけたり、抱っこしたり・・・一人の子どもが、立ったまま自分の足を広げ、足でトンネルを作りました。するとカメがその足のトンネルをくぐりました。するとそれを見ていた他の子どもが、自分の足を広げ同じように足でトンネルを作りました。しかしカメは、方向を変えて進み、そのトンネルはくぐりませんでした。子どもは、「あれ?」と言う顔をしてカメを見つめていました。その子どもは、カメの前に先回りをして、もう一度トンネルを作りましたが、なぜかカメはまた異なる方向へ行ってしまい、残念ながらトンネルをくぐらなかったのです。カメとの距離や、足の角度などで、カメがその子どもの足を障害物だと認識して避けていったのでしょう。その後も、また何人かの子どもたちがやってきて、ひとりで、また数人でトンネルを作り、遊んでいました。カメは、トンネルをうまく通ったり通らなかったりしていました。カメを抱えて、方向転換をさせ、自分の足のトンネルをくぐらせようとする子どももいましたが、そのうちに、多くの子どもたちがカメの動きに合わせ、足のトンネルの角度を変えたり、自分がカメにゆっくりと近づきカメの正面にトンネルを作って、確実にカメが通るように工夫したりするようになっていきました。

子どもたちは、相手が自分の思い通りにならない時には、自分が相手に合わせようとするよりも、相手をどうにかして自分に合わせさせようとすることがあります。大人からすると「わがまま」と思える時がそのような時ではないでしょうか?しかし、子どもたちは、、自分が相手に合わせることで、相手との楽しい時間を共有できると、カメからもちゃんと実体験として学んでいる様です。よく、『遊びは学び』だと言われますが、それは、このような子どもたちの様子を見ていると、本当ににそうだと、改めて気づかされます。

ちなみに、私はこの幼稚園で働くまで、カメをよく観察したことがなく、よくアニメのシーンにあるように、カメは甲羅を洋服のように着ており、脱ぐことができるのだとずっと思っていました。でも、亀の甲羅は、カメの首や手足、しっぽにくっついていて、決して脱ぐことはできません。そして、動物病院でカメに注射を打ってもらった時、普段は無口なカメも、あまりの痛さに驚いたのか、「キュッ!」と鳴きました。

 

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