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あそびとおもちゃ

過去ログ

きのうも、きょうも、あしたも・・・やっぱり積み木

2018年1月7日

😊明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。😀今年も、幼稚園や子どもたちの様子などを、いろいろな話題でたくさん発信していきたいと思っています。

年少組のA君👦🏻は、以前から積み木が好きで、時々遊んでいました。昨年の11月頃からよく遊ぶようになり、最近は小さなレンガブロック積み木をたくさん積んで、🎄クリスマスツリーのような形を作ることに熱中しています。その積み方をよく見てみると、ひとつひとつの積み木の間を約5ミリづつあけて積んでいるのです。どうしてA君👦🏻がこの積み方を知ったのか? またこの積み方にこだわっているのかが、私には、わかりませんでした。最初は、新しい積み方を発見し、嬉しかったのだと思っていました。しかし、それにしても、いつも同じだとそのうち飽きてくるだろうと予想していました。しかし、A君👦🏻はずっと繰り返して同じ積み方をして、いつも嬉しそうにしています。どうしてA君は毎日同じことをして、こんなに楽しめているのだろう?と、A君👦🏻の姿を見ながら、毎日考える🙄ようになりました。

そして、私自身の経験から、一つの答えが見つかりました😍。私があるスポーツを楽しむ時に、二度と同じことはないと思って、真剣に取り組んだり、成功や失敗を楽しんでいるのと同じではないだろうかと、そう思ったのです。他の人から見れば、いつもいつも同じことをしているように見えるのかもしれませんが、当人は、少しの変化やその時々に感じるスリル、その瞬間にしか味わえないいろいろな感覚を、とてもとても楽しんでいるのです。

A君👦🏻は、きっと、積み木を自分が思っているとおりに並べることができるのか? 昨日よりももっと上手に積むことができるのか? 自分が理想とする積み方に近づいているのか? などなど、いろいろなことを楽しみながら積み木を積んでいるのでしょう。

A君👦🏻の気持ちを推測しながら積み木を積む姿を見ていると、「わあ、すごい!!!」と、⏲時間を忘れて、見入って😍しまいます。

なが~い積み木

2017年12月25日

幼稚園には、小さな長方形のレンガブロック積み木が4箱あります。👫子どもたちは、この積み木を並べたり高く積んだり、おうちを作ったりして遊んでいます。これに長さの違う積み木が加わると、もっと、積み木遊びが楽しくなり😊、作り方や考え方にも変化🙄が出てくるのではないかと期待し🤗、今年の子どもたちへの保護者の会👨🏻👩🏻からの🎄クリスマスプレゼント🎅🏻に、長さがいろいろ異なる箱入りの積み木のセットをお願いしました。

最初は、いろいろな長さの違う積み木で、どのようにして遊ぼうか🙄と考える子どももいましたが、長さの違いに面白さを見出し、どんどん組み合わせて遊ぶ😍ようになりました。小さなレンガブロック積み木では、建物を二つ作っても、それを繋ぐことはできませんでした。しかし、長い積み木が加わることで、空中回廊を作ることができました。また、エジプトのアブシンベル神殿のような形の建物ができたり、近くの筥崎宮の鳥居を真似して作ったり、キャンプファイヤーの槇のように組み合わせたりと、今までには作ることも考えることもなかったいろいろな形のものを、👫子どもたちは自ら作るようになりました。そして、自分が遊ぶことだけで満足していた子どもたちが、お友だちが作ったものをよく見たり😀、どのようにして作ったのかを聞いたり🙂、同じ形を作ろうとしたり🤔、それ面白い形だねと褒める😘ようにもなりました。今は、預かり保育に来ている年長組👦🏻👧🏻が、いろいろな形を作ることに💓熱心に取り組んでいます。そして、小さなレンガブロック積み木の遊び方にも💞変化が起こり、スペインのガウディが創ったアパートのような建物を作る子どもも出てきました。

新しいことが良いからと言ってすべて乗り換えるのではなく、今まであるものの良さ💘を認め、そのうえで新しいものを取り入れていくこと❣の大切さを、今、子どもたちが証明🎉しています。

ページェントごっこ

2017年12月24日

私たちの東福岡幼稚園は、キリスト教の教会付属の幼稚園です。日頃から、讃美歌を歌い、お祈りをして、子どもたちもキリスト教に親しんでいます。キリスト教保育をしている幼稚園で、一年で一番大切な行事は、もちろんクリスマスです。クリスマスは、イエス・キリストがお生まれになられたことを、みんなでお祝いする行事です。それで、毎年12月には、子どもたちは『クリスマス礼拝』をして、全園児でページェントをします。ページェントとは、イエス・キリストが生まれた時のことを劇にしたものです。

子どもたちは、イエスのお母さんのマリア、お父さんのヨセフ、マリアにキリストが生まれることを伝えた天使ガブリエル、野原で夜を過ごしていた羊飼いや羊、羊飼いにイエスが生まれることを知らせた天使、博士にイエスが生まれることを知らせた星、3人の博士たちなど、全園児がいろいろな役になります。どの役も子どもたちが自分で選ぶのですが、一つの学年しかできない役や、また、役によっては人数制限があり、第二希望の役になることもあります。しかし、子どもたちは、それぞれ自分の役に、やりがいや面白さや楽しさを見出し、『クリスマス礼拝』のころには、自分の役が大好きになっています。『クリスマス礼拝』当日は、園児たちの保護者や来賓の方々も参加され、子どもたちは少し緊張しながらも楽しんでページェントを演じます。しかし、『クリスマス礼拝』は、幼稚園で計画された行事・・・子どもたちは、今年は何の役をしようかと楽しみにはしているのですが、「ことしもページェントがしたいです」と子どもたちが自主的に計画する行事ではありません。

では、子どもたちは楽しんではいるものの、やはりやらされているだけで、このページェントが終わってしまうのでしょうか? 子どもたちの様子を見ていると、決してそうではないことがよくわかります。たとえば、トイレに行きながら鼻歌で自分の役の歌を歌ったり、園庭に出るために友達と一緒に靴をはき替えながら、他の役の歌を歌ったり、おままごとの最中に一人の子どもが振り付きの歌を歌いだすと、近くにいた子どもがそれを真似して一緒に振り付きで歌い、ふたりでにこにこしながら何度も繰り返していたり、そのような様子がよく見られるようになります。時には、年齢の高い子どもたちは、勝手に替え歌を作ってゲラゲラ歌いながら楽しんでいることもあります。そして、2学期の終園式の日には、どの役も人数に関係なくしてみたい子どもがみんなして良いという『ページェントごっこ』をしています。クリスマス礼拝と同じ役を希望する子どももいれば、他の学年がしていた役になり、歌も台詞もとても正確に再現する子どももいます。今年の終園式のページェントごっこでは、マリアの役に6人がなりました。年長組が1人、年中組が1人、残りの4人は年少組でした。マリア役は、年長組しかできない役だったので、あこがれていたのかもしれません。マリアになった年長組の子どもが「マリアの家族。家族が増えた」と言って喜びました。

日常の生活の中に、遊びの中に、ページェントの歌や台詞が自然に出てくることは、子どもたちの中でページェントはすでに、させられたものではなく、《遊び》として位置づけられたことになると私は考えます。

 

今年も、ある子どもたちが、勝手に替え歌を歌って遊んでいました。私は、いつも、どの子どもがどのような替え歌を作るのか、とても楽しみにしています。だって、替え歌を作ることができるのは、その歌の歌詞や内容を、正しく理解していないとできない作業なのですから。友だちのまねをして、同じように替え歌を作った子どもがいましたが「は~? それへんじゃない? いみわからん」と他の子どもからひんしゅくをかっていました。

 

やっぱり「おにごっこ」!!

2017年11月26日

最近、嬉しいことが沢山ありました。それは、年齢制限やその他の理由で入園を待っていた子どもたちが、次々に入園をして、みんなの仲間になったことです。3歳になったばかりの子どももいれば、もうすぐ6歳になる子どももいます。

幼稚園の子どもたちや保育者たちは、その子どもたちが入園してくる少し前から名前を憶えたり、新しい靴箱やロッカーを用意したり、お誕生表に名前を付け加えたりして、いろいろな準備をして、入園の日を心待ちにしています。しかし、新しく入園してくる子どもたちにとっては、幼稚園は全くの新しい未知の世界であり、もしかすると安心安全なわが王国から、どのようなところか想像すらつかない宇宙へ突然連れて行かれたかのように感じているのかもしれません。時には、その家庭独特の言葉やルールが、全ての世界で通じると思っており、それが通じないことでカルチャーショックを受けることもあります。よく、大人たちは「子どもだから、すぐ慣れますよ」なんて言いますが、本当にそうなのでしょうか?私は、それは、少し違っていると思っています。経験やコミニュケーションスキルが少ない子どもたちだと考えると、どうなのでしょう?子どもたちは、いったい何を頼りに、新しい人間関係を作っていけば良いのでしょうか?

それは、子どもであっても、大人であっても、『遊び」ではないかと思います。良質なおもちゃやルールが簡単な遊びが、一緒に遊ぶことで、お互いの距離を縮めてくれるようです。

新しく私たちの仲間になった5歳の男の子も、いろいろな不安を感じながらも、今の新しい環境に馴染んでいこうとしています。友だちから誘われ、躊躇しながらも参加した鬼ごっこ(高鬼)でしたが、ルールが簡単なこともあり、一緒に遊ぶことができました。鬼から追いかけられること、鬼になれば誰かを追いかけること、皆と一緒に走り回ること、タッチされなくてよかったねとお互いに喜び合い仲間意識を感じること、遊びのなかで一緒にスリルを味わうことなどなど。誰かと一緒に同じ時間を過ごすことが、どれほど素敵なことなのかを、彼は今、きっと感じているはずです。こう考えると、「鬼ごっこ」は、年齢が高い子どもたちにとって、人と人を繋ぐすばらしい遊びのひとつだと、改めて感じました。もちろん、私も、子どもたちから誘われれば鬼ごっこに参加して、ぜったいにタッチさせないぞ!!と園庭を走り回っています。しかし子どもたちも、いろいろ考え、最近では挟み撃ちにあい、「あ~やられた・・・」となることもあります。その時の子どもたちの「やった!!!」のニンマリの表情といったら・・・ああ!!くやしい!!!!!

 

 

新入園児とおもちゃ

2017年10月29日

幼稚園には、年度初めの4月以外にも、ときどき新しい子どもたちが入園してきます。集団保育を初めて経験する子どももいれば、ほかの幼稚園や保育園で集団保育を経験したことがある子どももいます。いずれにしても、東福岡幼稚園は初めての場所なので、ここはどのようなところなのか? 自分はここに受け入れてもらえるのだろうか? 先生や友だちは、なかよくしてくれるのだろうか? と沢山の不安を感じていることは確かです。 受け入れる方は、優しい気持ちや親切な気持ちで笑顔でその子どもに近づいていくのですが、新入園児は、それを素直に受け入れていいのか? または自分を守るためにしばらくその人たちとは距離をとった付き合いをすれば良いのか?など、最初はとても不安で、迷ったり、戸惑ったりしている様子が見られます。

さて、ここで活躍するのが良質なおもちゃなのです。おもちゃは、コミニュケーションツールとしての役割を持っているので、私たち保育者は、新入園児の様子を見ながら「これで一緒に遊んでみない?」とその子どもの年齢や発達に会うだろうと思われるおもちゃを選び、一緒に遊ぼうとやんわりと誘ってみます。この時に、おもちゃインストラクターやおもちゃコンサルタントとして勉強した知識が生かされるのです。おもちゃにどのような役割があるのか知っていること、そして幼稚園にいる子どもたちが今までおもちゃでどのように遊び、どのように楽しんでいたのか? ということを考え、その新入園児にとって、今、どのようなおもちゃがその不安を救ってくれるのか? どのようなおもちゃが必要なのか? と考えるのです。そして、いくつかの候補を選び、その中で一人でも楽しむことができるおもちゃを提供します。まず、保育者が「こんな風に遊ぶと楽しいよ」とそのおもちゃで遊んでみます。その子どもが少し興味を示したと思われたところで、「遊んでみる?」と優しく誘いかけます。「うん」と言い、おもちゃに触れたり、遊び始めたら大成功!! お互い一歩近づいた関係になったことが証明されたのです。人と人が初めてふれ合う時、おもちゃというクッションが一つあると、相手が自分の守りたい領域に直接、土足で踏み込んでくることはありません。おもちゃを仲立ちとして、お互いの様子を遊んでいる中で探りながら、相手のことを少ずつ知ることができるのです。お互いをそのような関係から始めると、安心できるのは子どもも大人も同じこと。

10月に入園した年少組のA君も、朝登園すると、自分で好きなおもちゃを選んで遊んでいます。しばらくすると、担任の保育者がその遊びに加わったり、また、後から登園してきた子どもたちが、年齢に関係なく「いれて」と一緒に遊び始めたり・・・ おもちゃがA君の友だちとなり、A君とみんなとの仲立ちとなり、A君はおもちゃに助けられながら、今いろいろな人と順調に人間関係を築いていっています。 やっぱりおもちゃの持つ力や意味はすごいなあ!!と、A君の姿を見て、改めて感じた10月でした。

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