電話番号

あそびとおもちゃ

過去ログ

おうちでも、ようちえんにあるおもちゃであそびたい!・・・その後

2021年9月5日

😀「おうちでも、ようちえんにあるおもちゃであそびたい!」と言っていた👧🏻子どもは、その後どのようになったのでしょう?

👧🏻その子どもたちは、👩‍👧保護者と一緒におもちゃ専門店に行き、お目当てのおもちゃを買ってもらったそうです。👩私が一番嬉しかったのは、👧🏻子どもと👩‍👧保護者がわざわざ⏲時間と🚎交通費をかけておもちゃを買いに行ったことです。

👧🏻子どもにとってみれば自分が強く希望し、自分の言葉で自分の思いを伝えたことで、👩‍👧保護者がその思いをきちんと受け止め、実際にその思いを行動に移してくれたことが、本当に本当に嬉しかったはずです。

👦🏻👧🏻子どもが要求することを全て叶えることが良いわけではありません。今回の👧🏻子どもたちは、単に家庭でも幼稚園にあるおもちゃで遊びたいと要求していたわけではないのです。自分が楽しく遊んでいるこの思いを、👩‍👧保護者や👨‍👨‍👧‍👧兄弟たちにも味わってほしい、一緒にこの楽しい時間を過ごしたい、そのような思いがあったことは事実です。

👩‍👧保護者に買ってもらったおもちゃで、家庭でも実際に遊んでみた👧🏻子どもたちの感想は? 「👨おとうさんといっしょにあそんだ!!!」と、とっても嬉しそうな笑顔での報告がありました。👩‍👧ある保護者(子どものお母さん)にそのことをお話しすると、「👨お父さんはままごとは苦手だけど、今回購入したカードゲームなら👧🏻子どもと一緒に楽しむことができたようですよ」とのことでした。

また、👧🏻ある子どもは、遊びの中で自分が負けることに抵抗があったようですが、👩‍👧保護者にお目当てのゲームを買ってもらい、家庭で遊んだことで自信がついたのか、自ら幼稚園でもお友だちと一緒に異なる種類のカードゲームに参加し、楽しむ様子も見られるようになりました。

そういえば、ずいぶん前におもちゃ専門店の店主から、次のような話を聞いたことがあります。「👧🏻女の子は、ある一定の年齢になると👨お父さんを遠ざける傾向があるでしょう?その時に、小さい頃に👧🏻その女の子と👨お父さんがどのくらい一緒に遊んでいたかによって、その距離が決まってくるように思うのです。👨お父さんと一緒に遊んだという思い出がたくさんあれば、👧🏻その女の子は一時的に👨父親と距離をおいても、いつかはまた、👨父親に愛情を感じ、大切に思うのではないでしょうか?👨お父さんと👦🏻👧🏻お子さんの思いをつなぎ、思い出を作ることができる物の一つが、👦🏻👧🏻子どもと👩‍👩‍👧‍👦大人が一緒に遊ぶことができる良質なカードゲームやボードゲームなんですよ」

👧🏻子どもたちの一言が、今後の良い👩‍👩‍👧‍👧親子関係につながっているのかと思うと、少しだけ、👧🏻子どもの思いを後押ししたことに大きな意味があることを、あらためて実感しました。

 

 

おもちゃで遊ぶ大切さ(制服のボタン)part2

2021年8月17日

『おもちゃで遊ぶ大切さ(制服のボタン)part1)』の続きです。

👦🏻👧🏻子どもがおもちゃで遊ぶ時、🧐どのようなことを感じているのでしょうか? 初めて出会うおもちゃであれば🙄「これ、なんだろう?」と思い、すでに遊んだことのあるおもちゃであれば☺親しみを感じ、誰かがおもちゃで遊んでいる姿を見てそのおもちゃに😍興味を持ち遊んでみたいと思う、そのような姿が見られます。⛪幼稚園にある良質なおもちゃで遊ぶことで、子どもたちは🎉いろいろな大切なことを獲得していっています。おもちゃで遊ぶことで体のいろいろな部分の発達が促されたり、お友だちと一緒におもちゃだ遊ぶことで、ルールを守ることの大切さをを知ったり、お互いに協力することでより楽しく遊ぶことができることを知ったり・・・ 💞これから生きていくうえで必ず必要なことをたくさんたくさん学んでいます。

👦🏻👧🏻満3歳と年少組の子どもたちは、1学期にいろいろなおもちゃで遊びました。しかし、これらのおもちゃは、「このおもちゃで遊んだら、ボタンやスナップの技術を得ることができますよ」と言って、👧保育者が👦🏻👧🏻子どもたちに紹介したものではありません。✌指や👍手首を使い、また👀目と👍手を使って楽しく遊んでいるうちに、🙌手や👍手首を少しずつ自分で思うように動かせるようになると予想される、そのようなおもちゃです。 あくまでも、技術を獲得させたり、訓練をすることが目的ではありません。👦🏻👧🏻子どもが自分で選んだおもちゃで😄楽しく遊んでいるうちに、いつの間にかボタンやスナップをかけたり止めたり外したりすることが、何となくできるようになる、おもちゃで楽しく遊んでいたら、オマケで🙌手や👍手首が動くようになった、ということです。

1学期に、👦🏻👧🏻子どもたちがどのようなおもちゃで楽しく遊んだのかを、🖍ご紹介いたしましょう。

《スティッキー》

色と太さの異なる3種類のスティックをリングに入れ、サイコロを振り、サイコロの目と同じ色のスティックを1本ずつ引き抜いていきます。どのスティックを引き抜けばスティック全部がが倒れないか、また、スティックを引き抜く時にほかのスティックに指や手が当たらないなど、指をたくさん使うハラハラドキドキの遊びです。

 

 

 

《大工さん》

数本のペグを台の上の穴から差し込むと、下の穴からペグが押し出されます。ペグは掌や指で押します。附属品の木製のトンカチでペグを打つ方法もありますが、指を使うことを優先し、今はまだトンカチは使用していません。

 

 

《積み木・・・ウールレンガ積み木》

3㎝×6.5㎝の積み木です。

ひたすら高く積んだり、

 

 

自分なりに創造した形に積んでいます。

 

 

 

 

《テディメモリー》

いろいろな種類のクマの絵が描かれた大きめのメモリーカードです。裏返しのカードを2枚めくり、トランプの『神経衰弱』と同じ方法で遊びます。トランプに比べ枚数も少なく、いろいろな特徴的なクマが描かれていることで、子どもにとっては、同じ絵(同じクマ)を理解しやすいようです。

 

このカードは『おじさんクマ』です、ちょっと、不機嫌そうな表情のおじさんクマですが、なぜか子どもたちには大人気!!です。

 

 

 

《芋虫のヒモ通し》

このおもちゃは、数色の色に色分けされたサイコロを振り、サイコロの目の色と同じ色の穴の開いた木製のドーナツ型の物

 

 

1学期の始めはサイコロは使わず、ヒモ通しの遊びを楽しみました。ヒモに通すことが上手になってから、サイコロを使いました。

 

 

 

《Tuminy・・・ツミニー》

建物の上から荷物(正方形の積み木)を入れ、小さなトラックをバック駐車させると、アラ不思議!? トラックの荷台に荷物が乗り、出発OK!! 建物の上の穴と荷物(積み木)はほぼ同じ大きさなので、積み木を穴に入れるときに少しでも積み木がずれると、積み木を穴から落とすことができず、トラックに荷物を積むこともできません。

 

《いろいろな形の積み木の形落とし》

いろいろな形の積み木があり、箱のふたには積み木と同じ形の穴が開いています。積み木の形や穴に入れるときの積み木の向きなどが少しでも違えば、積み木を落として入れることはできません。

 

おうちでも、ようちえんにあるおもちゃであそびたい!

2021年8月3日

👧🏻「おかあさん、ようちえんにあるおもちゃであそびたい!😍」 この言葉は、1学期に年中組の数人の🙅🏻‍♂️園児が発した言葉です。⛪幼稚園の朝や昼食後の自由遊びの時間、そして、保育終了後の預かり保育の時間に、👦🏻👧🏻子どもたちは自分で選んだおもちゃで自由に遊んでいます。いろいろなおもちゃで遊んでいるうちに好きになったおもちゃがいくつかあり、そのおもちゃで家庭でも遊びたいと思ったようです。

🍀なぜ、子どもたちはそのように感じたのでしょうか? その理由はいくつかあるのでしょうが、①幼稚園で遊んだおもちゃが、その子どもの現在の興味にぴったり合い、とっても楽しかった。 ②幼稚園で遊んでいるだけでは時間が足りなくなり、遊びの続きを家庭で継続したい。 ③自分が遊んで楽しかった経験を、一番大好きな家族にもぜひ伝え、一緒に楽しい時間を過ごしたい。というのが、その大きな理由なのでしょう。

子どもたちの👧🏻「おかあさん、ようちえんにあるおもちゃであそびたい!😍」の言葉が、👦🏻👧🏻子ども自身の思いから家庭にも伝わり、👩保護者から、「子どもの話しているおもちゃは、どのおもちゃですか?🧐」と質問されることが、何回かありました。私は👧🏻その子どもが普段遊んでいる様子を、例えば誰とどのように、また、その時の👧🏻子どもの表情😀😊🙄などをできるだけ具体的に、またなぜ👧🏻その子どもが、今そのおもちゃに興味を持っているのかも、子どもの発達段階も考えて伝えるようにしています。👧🏻その子どもが自身の発達にとって必要だと感じ、、自分自身で選んだおもちゃです。👧🏻わが子の様子を嬉しく思った👩保護者は、さっそくおもちゃ専門店に行き👧🏻子どもから聞いたおもちゃを購入したとのことでした。

さて、コロナの影響でなかなか外出ができなくなり、夏休みの💞家族での楽しい思い出も作りにくくなった今、👦🏻👧🏻子どもと一緒に家庭で、そして👦🏻👧🏻子ども自身が選んだおもちゃで💞家族で遊ぶ、こんな素敵なこと❣はほかにないと思いませんか? ⛪幼稚園にあるおもちゃは全てアナログのおもちゃばかりです。そして⛪幼稚園にあるアナログのゲームは、ほとんどが偶然性のゲームです。ですから、必ず大人が勝つ😃というわけではありません😂。家庭や⛪幼稚園で👦🏻👧🏻子どもたちが、普段は勝てるはずのない👨👩大人に勝つ経験をして、😄自信を持ったり、☺満足したり、😜得意になったり、そのようなことも👦🏻👧🏻子どもにとっては🎉必要なことかもしれませんね。

おもちゃで遊ぶ大切さ(制服のボタン)part1

2021年6月25日

⛪幼稚園の園児は、毎年🎏5月の連休後に衣替えをして、🧥制服が冬服から夏服に替わります。冬服には小さなボタンが3個と大きなスナップが2個あります。🔰新入園児の👦🏻👧🏻子どもたちにとっては、このボタンやスナップをかけたりとめたりはずしたりすることは、至難の業です。登園後に冬服を脱ぐ時にも、降園準備で冬服を着るときにも、常に👩保育者の手伝いを必要とします。衣替え後の夏服には、大きなボタンが3個しかありません。🔰新入園児の中には、夏服になったとたんに一人でボタンをかけたりはずしたりすることができるようになる👦🏻👧🏻子どももいますが、⛪幼稚園に入園するまで、そのような🔰経験が全くない👦🏻👧🏻子どもがたくさんいるということも事実です。

では、ボタンやスナップをかけたりとめたりはずしたりするのに、必要な主な🍀技術として🧐どのようなことが考えられるでしょうか?                                       ①親指と人差し指でボタンやスナップをつまむ                            ②ボタンをボタンホールに入れる・スナップを重ね合わせる                    ③ボタンホールに入れたボタンを親指と人差し指で引っ張る・重ね合わせたスナップを指で押してとめる以上の3つが考えられます。

⛪幼稚園の👦🏻👧🏻子どもたちは毎日の🧥制服の着脱だけでその🍀技術を獲得したり、ボタンやスナップが上手になっていくのでしょうか? それだけでは、やはり時間もかかり、👦🏻👧🏻子ども自身もできない😠苛立たしさが積り、🧥制服の着脱がだんだん😩嫌なことになってしまいます。そして、楽しいはずの⛪幼稚園生活までもが、😰嫌なイメージになってしまうと考えられます。

では、どのようにすれば、👦🏻👧🏻子どもが嫌がらずに、自然と難しいボタンやスナップに必要な🍀技術を身につけていくことができると思いますか? それは、👦🏻👧🏻子どもが😍一番好きなことをすることで、だんだんとその🍀技術を身につけていくことができるようになるのです。 この続きは、『おもちゃで遊ぶ大切さ(制服のボタン)part2』でお話しすることにしましょう。

わたし できるの!(たか~いとことから ピョ~ン)part4

2021年5月30日

『わたし できるの!(たか~いとことから ピョ~ン)part3』の続きです。

今回は、👫子どもたちから「せんせい、みて!みて!」と言われたときに、👩私がいままで経験したり試してみたりした方法をご紹介しましょう。

幼稚園で、👫満3歳児や3歳児の子どもたち数名がやっとケンケンができるようになり、それがとっても嬉しくて毎日というよりも、👩私の顔を見るたびに繰り返し「みて!みて!」と要求する時期がありました。実際、5月末の今も、要求するメンバーは変わってもまったく同じ毎日です。

少し時間に余裕があったある日、👩私は👫そのこどもたちに「何回見てほしいの?」と聞くと、👫子どもたちは「100かい!」と答えました。「いいよ。今日は100回見せてね」と言い、👩私もちょうどよい観察の機会を得たと思い、👫その子どもたちの心身の発達の様子や体全体のバランス、手足の細かい動き、表情などを🙄じっくり見ることにしました。👫子どもたちは見てもらえるチャンスを得たとばかりに喜び、はりきってケンケンを始めました。しかし、やっとケンケンができるようになった👫子どもたちです。ケンケンがやっと2~3回続くか続かないときでした。👩私はとっても真面目に👫その子どもたちのケンケンの回数を数えました。が、なかなか100回には至りません。そのうち、👫子どもたちは足が疲れてきたようで、「😳きつくなった・・・」と言いました。👩私が「まだ100回になっていないよ」というと、「😧もう、いい」と言い、去って行きました。👩私は「また明日見せてね」と約束をしました。

👦🏻👧🏻お子さんが、「みて!みて!」と繰り返し要求するとき、大人にしてみると「😠一体何回見れば気が済むの・・・」とちょっと困ってしまうこともあるかもしれませんね。もし、少しでも時間があるときには、👦🏻👧🏻お子さん自身に見てほしい回数を決めさせ、その約束の回数分見ながら、👦🏻👧🏻お子さんの様子をじっくり観察し、「今の方法は、さっきのより良かったよ!」とか、「こんなに難しいこともできるようになったんだね!」とか、ほんの少しでも💞良いところや頑張っている姿をほめてあげるのは、いかがでしょうか。きっと、👦🏻👧🏻お子さんも1回1回自分なりに考えながら、試しながら、見てもらえる喜びと緊張の中で、自分のできる最大限のことを表現しているのではないでしょうか。もし、👦🏻👧🏻お子さんがうまくできなかったり失敗したときには、「これがうまくできていない」とマイナスの評価をするよりも、「💗ちょっと、おしかった~。もう一回してみる?」とチャンス与える言葉が大切ではないでしょうか。

👫子どもたちが「みて!みて!」と要求してきたのですが、どうしても忙しくて時間が十分に取れないとき、👩私は👫子どもの年齢、例えば「A子ちゃんは今何歳なの?」と質問し、子どもが「3さい」と答えたら、「そうなんだ。A子ちゃんは3歳なんだね。もう、3歳のお姉さんになったんだね。じゃあ、今日は3歳のお姉さんの3回見せてね」ということにしています。約束の3回が終わっても、子どもたちは予想通り「もっともっと!」と要求してくるのが現実です。👩私は「でもね・・・ 私ももっとたくさん見たいのだけど、もし今日いっぱいみたら、A子ちゃんがもっともっともっと大きくなって、100回見たらA子ちゃんが100歳のおばあさんになってしまうかもしれないの・・・ そうなってしまったら、私とっても悲しくなってしまうの。どうしよう・・・ 100回まで見てもいい?」と子どもに話してみました。すると子どもは、しばらく考えて、「あとでいい」と答えました。👩私は、「明日、また3回見せてね。そして、その次の日も、その次の日も、ずっと3回見せてね」と言い、👫子どもが要求する限り、できるだけその3回を実行してみました。毎日数回ならば、大人の負担も少しは軽減されるのではないでしょうか?

👫子どもたちが「みて!みて!」と要求する時期は、その子どもの心や体や能力が大きく成長する時期だと思います。だから、「今のぼく・わたしをみのがさないで!」「ぼく・わたしはこんなにもがんばっているんだよ」「ぼく・わたしはこんなにすごいんだよ」と👫子どもたちは訴え、自信をつけていっているのだと思います。大人にしてみると「エ? また・・・」そう思うのは当然でしょう。でも、もしかしたら❣一生に1回のチャンス❣かもしれません。今だけ、ちょっとだけ、👦🏻👧🏻お子さんの「みて!みて!」に付き合ってみることも大切なのではないでしょうか?

 

 

 

 

gotop