過去ログ
わたし できるの!(たか~いところから ピョ~ン)part3
『わたし できるの!(たか~いところから ピョ~ン)part2』の続きです。
それでは、👫子どもは🤔なぜ、何度も同じことを飽きることなく繰り返して行うことがあるのでしょうか? 一見、👫子どもは全く同じことをただ単に繰り返しているように見えますが、実は👫子どもなりに😃「ああしてみよう」🙄「こうしたらもっとうまくできるかな?」とか、また😊「さっきの方法はうまくいったから、もう一度同じ方法でしてみよう」など1回1回多くのことを考え、試しているのだと思います。そしてその👫子どもなりに、自分の身体や考えに一番合う方法を😍見つけようとしているのだと考えられます。
物事には、特に技術を必要とすることには🍀『正しい方法』というものがあることは確かです。しかし、👶👦🏻👧🏻乳幼児の時にはその🍀『正しい方法』を最初から👦👩大人が必死になって教え込むのではなく、まず👫子ども自身が自分なりの方法で、自らいろいろ試して🙁「こんな感じなんだ」という感覚を掴んでいくことが大切なのではないでしょうか? 「自分で試す」ということは「自分で考える」「自分で何度も検証してみる」「自分なりに応用する」という経験が伴ってきます。それはまるで🔍科学者のよう!! その後、その👫子どもにとって🍀『正しい方法』を学ぶべき時期が来た時には、その👫子どもはそれまでの自分なりの多くの経験を活かし、💖「なぜ、大人から教えてもらったその方法が理にかなっているのか」というところまで深く考えることができるのかもしれません。
👫子どもがよく「見て!見て!」と何度も何度も同じことを見てほしいと要求することがありますが、それは、自分なりにいろいろ試してみて、いろいろな方法を思いついたり、その結果がこうなんだと大好きな人に💞伝えているのではないでしょうか?
⏰次回『わたし できるの!(たか~いところから ピョ~ンpart4』では、👫子どもから「見て!見て!」と言われたときに、私が経験したことや試してみた方法をご紹介いたしましょう。
わたし できるの!(たか~いところから ピヨ~ン)part2
『わたし できるの!(たか~いとことから ピョ~ン)part1』の続きです。
👫子どもたちが👨👩大人と同じことをする時、なぜ👨👩大人とは異なる💗動作や方法で行うのか? これは、単純に👨👩大人と👫子どもの身体の発達や大きさやバランスの違い、例えば一番よく解かるのは身身と比較したときの👨👩👶頭部の割合などがその原因だといえるでしょう。でも、ただそれだけの理由🤔なのでしょうか?
👩私は社会人になり、当時の職場の先輩に誘われて、あるスポーツを始めました。そのスポーツをしている時に、👩私はいつもインストラクターから重心のかけ方についての注意を受け、いまだにどうしてもうまくできません。ある時、同じスポーツをしている👫子どもの集団を見ました。なぜか👫子どもたちは、👩私がいつもダメ出しされているフォームで、上手に楽しんでいました。すぐに👩私は、インストラクターに「👫子どもたちは私の(ダメ出しされている)フォームと同じなのに、どうしてあんなに上手に動くことができるのですか?」と質問しました。するとインストラクターは「大人と👫子どもでは体の大きさもバランスも異なるからですよ。👫子どもたちは動き方を教える前から、🍀自然にあのようなフォームで動くのです。きっと自分たちであのフォームが一番安全だと思い、👀考えることなくあのフォームになるのでしょうね」とのことでした。大人と👫子どもの体の違いは、👩私もよく知っているはずなのですが、どうしてもっと深いところまで考えなかったのだろうと反省しました。しかし、👩私はインストラクターの話に💟疑問を感じました。
それではなぜ、👫子どもたちは💗独自の方法を考え、その方法を実行するのでしょうか? 本当に、👫子どもたちは🍀自然に、👀考えることなく、フォームを創り出しているのでしょうか?この続きは⏰次回、お話ししましょう。
わたし できるの!(たか~いところから ピョ~ン)part1
⛪4月に年少組から年中組に進級した👫子どもたちの数名は、「👧私は大きなお姉さんになったから、私は何でもできるようになったの!!!」と💖大きな自信を持ち、自らいろいろなことに取り組む姿が見られるようになりました。👩🏽私が最も🤪驚いたのは、太鼓橋や雲梯の最も高い位置に両手でぶら下がり、自分でタイミングを計りながら覚悟を決め、真下にピヨ~ンと飛び降りる姿です。その高さは、👩🏽私の身長より少し高い場所なので、155㎝くらいはあるのでしょうか。そして、尻もちをつかずに上手に着地をしています。
👩🏽大人の私は🎖🤸♂️オリンピックの体操選手のイメージからなのか、着地の方法は両足をきちんと揃えるのがかっこいいと思っていたのですが、👧この子どもたちは「キュア ナントカ!!」と言いながら、両足は前後にずらしたじゃんけんのチョキの形にし、両手は左右に水平に、または高低差を付け前後に伸ばしたポーズで着地をしています。(「キュア ナントカ」は、多分📺TVアニメのプリキュアの登場人物の中の名前だと思います。👧子どもたちはそれぞれお気に入りのキャラクターの名前を言っているのですが、残念ながら私にはよく聞き取ることができませんでした)そして、そのポーズで着地をするとほとんど失敗はなく、安全な安定した着地となるのです。なぜそのようなポーズでの着地を好んでするのか? また、いろいろポーズをつけることはかえって安定性を失うのではないかと思ったのですが、それは👩🏽私の勝手な思い込みのようでした。
なぜ、👧この子どもたちがそのような着地のポーズをわざわざしているのかの答えは、⏰次回お話ししましょう。
カードゲーム たのしいな!!
👧🏻A子ちゃんは、4月に年中組に進級した女の子です。👧🏻彼女は、⛪幼稚園でいろいろな遊びを楽しんでいましたが、年少組の時には👩🏽「いっしょにあそぼうよ !」と誘っても、なぜか😔躊躇してしまう遊びがありました。それは例えば絵合わせのような『カードゲーム』やすごろくなどの『ボードゲーム』でした。最初は、ほかの遊びの方により興味を持っているので、👩🏽私の誘いには応じないのかな?と思っていたのですが、よくよく観察してみると、どうもそれらのゲームで自分が負けることに抵抗がある、それが原因のようでした。
年少組のお正月には、初めて👨👩👧家族でトランプで遊んだというお話を保護者の方からお伺いしましたが、その時はどうも👧🏻彼女は必ず自分が勝つように工夫していたとのことでした。しかし、そのお話を伺った時に私はその保護者にこう伝えました。「本当に良かったですね! 👧🏻お子さんがカードゲームに興味を持ち、それがどのような方法であっても自ら参加したということは、💖素晴らしい心の成長の証しだと思いますよ。素敵なエピソードを本当にありがとうございます。これからは、⛪幼稚園でもお子さんがカードゲームに興味を持ちそうな時に、無理のないように少しづつカードゲームに誘ってみますね」と。
そして4月になり年中組に進級した👧🏻彼女は、⛪幼稚園でちょっと難しいカードゲームに自ら参加し、勝っても負けても、何度も何度も繰り返し👫年長組のお友だちと一緒にカードゲームを💞楽しんでいる姿が見られるようになりました。もしかしたら3学期になり👫お友だちが楽しんでいるカードゲームに興味を持ち、それをよく見ていたのかもしれません。そして、いろいろな場面を見て、もし、一度負けても、次には自分が勝つことができるチャンスが必ずめぐってくることを💝学んだのかもしれません。
子どもたちの家庭での日常の変化のちょっとしたエピソードを保護者の方から伺うと、それが子どもの心身の成長にとってどのような意味を持っているのかを考えることができます。そして、⛪幼稚園での様子をよく観察し、子どもにとって無理のないように、😍新しい遊びやおもちゃに出合う機会を作り、🤗新しい世界に自ら一歩踏み出せるようサポートすることが可能になるのです。保護者の方との会話から、たくさんの❣ヒントをいただくことは、本当に大切なことだと感じています。
異年齢保育で『ハッピーサーモン』
⛪私たちの幼稚園では、💞異年齢保育(縦割り保育)を保育の一部で行っています。💞異年齢保育とは、とても簡単に言うと、👫学年(年齢)が異なる子どもたちが同じ時間に同じ場所で同じ活動を一緒に行う保育形態です。
が、しかし・・・・・ 2020年度は😷新型コロナウイルス感染拡大防止のため、💞異年齢保育は、ほとんど行うことができませんでした。実際にそのような状況になり、今まで以上に💞異年齢保育の意味や重要性を本当に感じた年度だったとも言えます。💞異年齢保育の良さや大切さを👫子どもたちが十分に経験できなかったことは、とても残念なことでした。異年齢でのかかわりの中で、年長児は責任を負うということを学び、年下の園児は家族以外の他人との付き合い方を学んでいたからです。
が、しかし・・・朝の預かり保育の時間は、登園する園児の人数が少なく、満3歳~年長児が一緒に過ごしています。一つのテーブルを囲むことができる人数です。この小さな集団でできる楽しさいっぱいの遊びは? ありました! ルールがとっても簡単なカードゲーム🐟『ハッピーサーモン』!!!
😷新型コロナウイルス感染拡大防止のため、⛪幼稚園生活も以前とは異なることがたくさんあります。今だからこそ、この遊びがとても楽しく感じられるのかもしれません。この遊びは、同じ種類の絵のカードを持っている人同士が、その絵と同じ動作を一緒にするという、とても単純な遊びです。たったそれだけのことなのに、とっても楽しいのです!!!
朝の預かり保育の時間に、満3歳~年長児でこの🐟『ハッピーサーモン』で遊んでみました。🧒満3歳のA君くんは初めてこのカードゲームで遊んだのですが、年上の子どもたちが初めてする🧒Aくんのペースにゲームの進め方を合わせてあげたこと、同じ動作をする時に「🧒Aくんも一緒にしよう」と誘ってあげたこと、🧒Aくんが何か迷っている時や分からなくなった時にも「大丈夫だよ」と待ってあげたことなどなど、年上の子どもたちの優しさと配慮で、🧒Aくんもみんなもそして私も、本当に幸せな楽しい時間を過ごすことができました。そして、実際に子どもたち同士の関係性を目のあたりにして、やっぱり💞異年齢保育は良いなと、改めて感じることができました。
2020年度の🎁卒園記念品として、カードゲーム🐟『ハッピーサーモン』をはじめ、たくさんの良質なおもちゃをプレゼントしてくださった保護者の皆様に、心より感謝いたします。🎀卒園前に頂いたことで、年長児もたくさん遊んび、お友だちとの楽しい思い出を作って卒園することができました。頂いたどのおもちゃも👫子どもたちは大好きで、今は在園児が楽しんでいます。
でも、何度この遊びを楽しんでも、なぜ🐟サーモンがハッピーなのかは、いまだに不明🤔です。